[パリ 16日 ロイター] – 格付け会社フィッチ・レーティングスは金曜日、フランスの信用格付けを「AA─」に据え置いたものの、公的口座の低迷を理由に見通しをネガティブに引き下げた。
フランス政府は、2024年に国内総生産の6%を超える財政赤字の急増に直面し、木曜日に413億ユーロの巨額節約と、大幅な増税による193億ユーロの追加歳入を盛り込んだ2025年予算案を提示した。 。
経済財務大臣のアントワーヌ・アルマンは、「我が国の広大で多様な経済の強さ、我が国の制度の有効性、我が国のマクロ的安定の歴史を強調するものである。」この政府機関の決定に注目した。
「我々が今提示した2025年予算案は、財政の軌道を修正し、フランスの債務を抑制するという政府の決意を反映している」と同氏は断言する。
フィッチは政治的・社会的背景により公共支出の削減が複雑になる可能性があると推定し、2023年4月にフランスの信用格付けを「AA-」に引き下げた。
同庁は金曜日に発表したメモの中で、脆弱な少数政権の樹立につながった6月の国会解散によって政治情勢が分断され、2024年4月の前回のメモ以来、財政政策のリスクが増大していると推定している。
「我々は現在、財政赤字の拡大が予想されており、これにより公的債務は2028年にはGDPの118.5%まで急増するだろう」と彼女は書いた。
同庁のアナリストらは、ミシェル・バルニエ政権の財政法案へのコミットメントに注目し、政治的不確実性を理由に「慎重に」措置の一部のみを盛り込んだと述べた。
今年の公的赤字は国内総生産(GDP)比6.1%と予想されており、フィッチが昨年春に公表した予想の5.1%を大きく上回っている。
フィッチは「われわれは2025年と2026年の財政赤字予想をGDP比5.4%に引き上げた」と述べ、政府が新たな中期目標である2029年までに財政赤字を3%未満に削減することは予想されていないと述べた。
11月29日のS&Pグローバルに先立って、10月25日にムーディーズ機関がフランスの信用格付けを更新する番となる。
ムーディーズは昨年4月に格付けを「Aa2」に据え置いたが、S&Pは5月に格付けを「AA-」に引き下げた。
(Jean-Stéphane Brosse、Blandine Hénault の寄稿)
#市場フィッチ信用格付けを維持見通しをネガティブに引き下げ