米女子ツアーを主戦場とする岩井明愛が、10月11日に東名カントリークラブ(静岡県)で行われた国内女子ゴルフツアーのスタンレーレディスホンダゴルフトーナメント最終日で通算16アンダーをマークし、2年ぶり通算7勝目を飾った。大会スポンサーのホステスプロとして臨み、後続を2打差で振り切る完全な勝利となった。
スタンレーレディスホンダ最終日に「67」をマークして大会を制した岩井明愛の戦い
11日の最終日、首位の1打リードでスタートした岩井明愛は、激しい伸ばし合いの中でも一歩も引くことなく「67」をマークした。後続に2打差をつける通算16アンダーまでスコアを伸ばし、大会レコードを1打更新する圧倒的な強さを見せつけた。国内ツアーでの優勝は、2024年の「住友生命レディス東海クラシック」以来で、通算7勝目となる。ホンダとスポンサー契約を結ぶホステスプロとしての重圧を跳ね返し、最高の形で大会を締めくくった。
お気に入りのターコイズブルーに彩られたドライバーと圧倒的な平均飛距離
ヨネックスと用具契約を結ぶ岩井のバッグには、パターを除き同社のクラブが並ぶ。中でもひときわ目を引くのが、ヘッドがお気に入りのターコイズブルーに彩られたドライバー「EZONE GT TYPE S」だ。2024年から愛用している一本について、本人は「自分に合っている。信頼していて心強い」と語っている。その威力は数字にも表れており、今大会3日間の平均飛距離は274.333ydで部門トップを記録した。打ち下ろしの8番ホール(パー5)では3日間平均308.67ydを叩き出し、出場選手の中でただ一人300yd超えを達成している。ティショットで意識することは「目標を定めて振るだけ」といたってシンプルであり、持ち前の飛距離を存分に生かして大きなアドバンテージを築き上げた。
新投入のウェッジと信頼の14本で掴んだ栄冠
ウェッジ部門では、今年から新たなモデルを投入している。これまで使用していた「EZONE W501」から「EZONE W301」へ変更した50度、54度、58度のウェッジについて、性能面では「スピンもかかりますし、バンカーショットも出しやすい」と高く評価している。さらに、「見た目の顔も好きで、打っていていい音もする」とフィーリング面でも好感触を得ており、自身のプレースタイルにしっかりと馴染ませている。アイアンは、6番に「EZONE GT アイアン(2017年)」を採用し、5番からPWまでは「EZONE CB511 Forged アイアン」で統一。UTの代わりに飛び系アイアンを入れる独自のセッティングを構築している。また、フェアウェイウッドは3番Dタイプと5番の「EZONE GT」を揃え、パターにはロリー・マキロイがきっかけで使い始めた「スパイダー X カッパーホワイト スモールスラント」を組み込んでいる。
ボールに刻まれた「75」に込めた思いと今後の展望
岩井ツインズの誕生日は7月5日であり、試合で使用するボールに大きく印字された「75」はその記念すべき日にちなんだものである。細部にまで自身のこだわりとお気に入りのアイテムを詰め込んだ14本のクラブとボールを手に、今季のホステス大会で鮮烈な勝利を挙げた。海外ツアーを主戦場としながらも国内の舞台で確かな存在感を示したことで、今後のさらなる活躍への期待が高まっている。