日本語版
最新ニュース
日本

大阪府泉佐野市と泉大津市のだんじり祭り事故で男性2人死亡、16人けが

10月10日の3連休初日、大阪府泉佐野市と泉大津市で秋祭りのだんじりが相次いで横転し、男性2人が死亡、合わせて16人が負傷したと、読売テレビニュースなどが報じた。交差点を勢いよく曲がる「やりまわし」などの最中に事故が発生し、警察が詳しい状況を調べている。 泉佐野市の長滝交差点で発生しただんじり横転事故の概要 約200年前から続く大阪府泉佐野市のだんじり祭りで10日午前11時頃、事故が起きた。読売テレビニュースなどの報道によると、泉佐野市長滝の交差点で、勢いよく曲がる見せ場の「やりまわし」の際に、だんじりが右へと横転した。この事故で複数人がだんじりの下敷きになり、10代から60代の参加者8人が病院に搬送された。このうち、同市に住む会社員・奥貴博さん(51)が死亡し、7人がけがをした。現場には参加者が一斉に駆け寄り、「上げろ!せーの!」とだんじりを持ち上げようとする緊迫した状況が広がっていた。 目撃者が語る事故瞬間の異様な音と状況 事故の瞬間を目撃した地元住民や関係者からは、当時のすさまじい状況を証言する声が上がっている。読売テレビニュースによると、ある地元住民は「バキバキドーンというような音。普通のドーンじゃなく、木が折れるようなバキバキという音だった」と当時の衝撃を振り返った。また別の目撃者は「信号の隣で血まみれになっていて、『AED持って来い』と。全然動いていなかった。ちょっと心が痛くなりました」と語り、現場が生々しい惨状であったことを伝えている。 「前てこ」と急ブレーキが引き起こしたバランスの崩れ だんじりがなぜ横転したのか、その原因については複数の目撃証言から当時の挙動が浮かび上がっている。読売テレビニュースの報道によれば、地元住民は「誰が見ても変なこけ方やなと。速度が落ちたの違って、つんのめったみたいな感じ」と話し、通常の減速とは異なる挙動を指摘した。別の目撃者は「こう曲がったところに『前てこ』がかんで。あれがかんで多分倒れた」と証言している。さらに、動画撮影者の家族も「曲がりきったところにブレーキがかかってしまって、そのままバランスを崩して」と述べ、カーブを曲がった直後の急ブレーキが転倒につながったとの見方を示している。なお、亡くなった奥さんはだんじりの右側にぶら下がる「たかり」という役割を担っていたという。 泉大津市でも起きた同日のだんじり転倒事故 泉佐野市での事故と同じ日の午後、大阪府泉大津市でも同様のだんじり横転事故が発生した。読売テレビニュースによると、10日午後1時半頃、「だんじりが転倒し、男性が下敷きになっている」と通報があった。泉大津市でも、だんじりの右側にぶら下がる「たかり」役を務めていた近藤真吾さん(48)がだんじりの下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。この事故により、さらに9人がけがを負っており、1日のうちに大阪府内でだんじりの横転事故が相次ぐ事態となった。 相次ぐ伝統祭りの事故と今月3日に堺市で起きた事例 大阪府内では今月に入り、だんじり祭りに絡む転倒事故が相次いで発生している。読売テレビニュースの報道によると、10月3日には堺市でも交差点を曲がり切れずにだんじりが横転する事故が起きており、この時は11人がけがをした。約200年の歴史を持つ伝統行事である一方で、重傷者や死者を出す重大事故が短期間に頻発している。警察は泉佐野市と泉大津市で起きたそれぞれの事故について、当時の運行状況や安全管理に問題がなかったかなど、詳しい原因の究明を進めている。

共有

10月10日の3連休初日、大阪府泉佐野市と泉大津市で秋祭りのだんじりが相次いで横転し、男性2人が死亡、合わせて16人が負傷したと、読売テレビニュースなどが報じた。交差点を勢いよく曲がる「やりまわし」などの最中に事故が発生し、警察が詳しい状況を調べている。

泉佐野市の長滝交差点で発生しただんじり横転事故の概要

約200年前から続く大阪府泉佐野市のだんじり祭りで10日午前11時頃、事故が起きた。読売テレビニュースなどの報道によると、泉佐野市長滝の交差点で、勢いよく曲がる見せ場の「やりまわし」の際に、だんじりが右へと横転した。この事故で複数人がだんじりの下敷きになり、10代から60代の参加者8人が病院に搬送された。このうち、同市に住む会社員・奥貴博さん(51)が死亡し、7人がけがをした。現場には参加者が一斉に駆け寄り、「上げろ!せーの!」とだんじりを持ち上げようとする緊迫した状況が広がっていた。

目撃者が語る事故瞬間の異様な音と状況

事故の瞬間を目撃した地元住民や関係者からは、当時のすさまじい状況を証言する声が上がっている。読売テレビニュースによると、ある地元住民は「バキバキドーンというような音。普通のドーンじゃなく、木が折れるようなバキバキという音だった」と当時の衝撃を振り返った。また別の目撃者は「信号の隣で血まみれになっていて、『AED持って来い』と。全然動いていなかった。ちょっと心が痛くなりました」と語り、現場が生々しい惨状であったことを伝えている。

「前てこ」と急ブレーキが引き起こしたバランスの崩れ

だんじりがなぜ横転したのか、その原因については複数の目撃証言から当時の挙動が浮かび上がっている。読売テレビニュースの報道によれば、地元住民は「誰が見ても変なこけ方やなと。速度が落ちたの違って、つんのめったみたいな感じ」と話し、通常の減速とは異なる挙動を指摘した。別の目撃者は「こう曲がったところに『前てこ』がかんで。あれがかんで多分倒れた」と証言している。さらに、動画撮影者の家族も「曲がりきったところにブレーキがかかってしまって、そのままバランスを崩して」と述べ、カーブを曲がった直後の急ブレーキが転倒につながったとの見方を示している。なお、亡くなった奥さんはだんじりの右側にぶら下がる「たかり」という役割を担っていたという。

泉大津市でも起きた同日のだんじり転倒事故

泉佐野市での事故と同じ日の午後、大阪府泉大津市でも同様のだんじり横転事故が発生した。読売テレビニュースによると、10日午後1時半頃、「だんじりが転倒し、男性が下敷きになっている」と通報があった。泉大津市でも、だんじりの右側にぶら下がる「たかり」役を務めていた近藤真吾さん(48)がだんじりの下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。この事故により、さらに9人がけがを負っており、1日のうちに大阪府内でだんじりの横転事故が相次ぐ事態となった。

相次ぐ伝統祭りの事故と今月3日に堺市で起きた事例

大阪府内では今月に入り、だんじり祭りに絡む転倒事故が相次いで発生している。読売テレビニュースの報道によると、10月3日には堺市でも交差点を曲がり切れずにだんじりが横転する事故が起きており、この時は11人がけがをした。約200年の歴史を持つ伝統行事である一方で、重傷者や死者を出す重大事故が短期間に頻発している。警察は泉佐野市と泉大津市で起きたそれぞれの事故について、当時の運行状況や安全管理に問題がなかったかなど、詳しい原因の究明を進めている。

執筆者について: nipponese

Nipponese News編集部は、国内外のニュースを日本語で分かりやすくお届けします。