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2025-05-20 00:00:00
- あるイギリスの医療従事者が、同僚に『スター・ウォーズ』の悪役ダース・ベイダーに例えられたことを受け、約4万ドルの賠償金を受け取ることになった。
- イギリスの国民保健サービスで働くローナ・ルークさんの同僚が、彼女の代わりに『スター・ウォーズ』の登場人物に当てはめるオンライン性格診断テストを受けた。
- 裁判官は、同僚を悪名高い銀河の支配者に例えることは「侮辱的だ」と判断した。
イギリスの医療従事者が、同僚に映画『スター・ウォーズ』の悪役であるダース・ベイダー(Darth Vader)に例えられたことを受け、約4万ドルの補償金を受け取った。
イギリスの国営の公共医療サービス、国民保健サービス(National Health Servise:NHS)で働くローナ・ルーク(Lorna Rooke)さんは、同僚が彼女の代わりに「スター・ウォーズ」をテーマにしたオンライン性格診断テストを受け、その結果、彼女がダース・ベイダーと同じ性格のタイプだと診断されたとしたことから、2万8989ポンド(約560万円)の補償金を受け取った。
ロンドン南部クロイドンの労働裁判所は、この出来事をルークさんにとって「不利益」だとし、職場で彼女が否定的または有害な経験をしたと判断した。
ルークさんは2003年からNHSの血液・移植サービスに勤務しており、この出来事は2021年8月に起こった。
彼女の同僚の何人かが、マイヤーズ・ブリッグス(Myers-Briggs)タイプ指標による『スター・ウォーズ』の登場人物に当てはめる性格診断テストを受けた。このテストは、例えば内向的な人や外向的な人など、16種類の性格タイプのいずれかに人々を分類し、その傾向を理解するものだ。
テスト中、ルークさんはその場におらず、同僚が彼女の代わりにテストを受けることにした。
『スター・ウォーズ』シリーズの映画に登場する悪名高い銀河の支配者ダース・ベイダー(Darth Vader)は、性格診断テストの中で「非常に集中力のある人物で、チームをまとめる人物」と表現されている。
ルークさんは、この性格診断結果が自分を「人気がないと感じさせ」、職場での「ストレスや不安」を増大させたと話している。
「ダース・ベイダーは『スター・ウォーズ』シリーズの伝説的な悪役であり、彼の性格と一致することは侮辱的なことだ」と、裁判官のキャサリン・ラムズデン(Kathryn Ramsden)は法廷で述べた。
ラムズデン裁判官は、その結果がグループ内で共有されたことを考慮すると、ルークさんが「動揺した」のは「驚くべきことではない」と付け加えた。
ローナ・ルークさんは裁判の中で、ダース・ベイダーのこの出来事が仕事を辞める決断をする「最後の一押し」だったと語った。
しかし、裁判所はこのルークさんの訴えは却下し、この出来事が彼女が2021年に数カ月後に辞職する「十分な影響」を与えたとは認めなかった。
裁判所は、ルークさんによる障害を理由とした差別の訴えについても根拠が不十分だとして、不当解雇の訴えも同様に却下した。
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