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友達や恋人も見つかる? アメリカのZ世代とミレニアル世代の間で今、流行っているのは「ランニングクラブ」 | Business Insider Japan

ダニエル・ラオ・カルベット/ゲッティイメージズ; ジェニー・チャン・ロドリゲス/BI オンラインの世界が広がる中、若者たちはかつてないほど孤独を感じている。 Business Insiderでは、ランニングクラブを通じて恋人や結婚相手を見つけたミレニアル世代やZ世代の若者たちに話を聞いた。 ランニングクラブは、同じ興味を持つ人たちとの定期的な現実世界での交流を提供してくれるという。 2020年8月に「ベニス・ラン・クラブ(Venice Run Club)」を立ち上げた時、ジャスティン・シールズさんは恋人を探しているわけではなかった。 この少し前、シールズさんは携帯電話のデートアプリを「時間の無駄」と感じ、全て削除していたとBusiness Insiderに語った。 しかも、ロサンゼルスでテック企業の営業職として働いている現在34歳のシールズさんは、"新たな挑戦" —— ランニングクラブが支援を呼びかける非営利団体の活動 —— に集中していた。 ベニス・ラン・クラブを立ち上げてから1カ月が経った頃、広告業界で働くランニング好きのエリンさんが、クラブのSNSを無料で刷新すると申し出た。 インスタグラムでDMのやりとりをしていると、2人の会話はすぐに"ビジネス"から"趣味"へと移り、シールズさんはエリンさんをクラブ外で、2人だけのランニングに誘った。 シールズさんは現在29歳のエリンさんと出会うまで、家庭を持つ自分を想像できる相手に出会ったことがなかったという。2人はその年のうちに結婚した。 ベニス・ラン・クラブで出会ったジャスティン・シールズさんとエリンさん。 グレース・ウィルソン/ベニス・ラン・クラブ シールズさんの経験は、若者たちがデートアプリに不信感を抱き —— MatchGroupによると、Tinderの月間アクティブユーザー数は今年最初の3カ月で減少した —— 、恋愛であろうとなかろうと、現実世界でのつながりを求めるという、より大きなトレンドを象徴している。 Eventbriteによると、同社のプラットフォームに広告を掲載した対面式のお見合いイベントに参加する人の数は、2023年から49%増え、新しい友達を作ることを目的としたイベントに参加する人は82%増加した。これはBusiness Insiderが以前報じたように、現実世界での社会的なつながりを促進しようとするスタートアップの増加と一致する。 Business Insiderの取材に応じてくれた7人にとって、最近、都市部の若い社会人たちの間で爆発的な人気を博しているランニングクラブは、こうしたことが全て実現される"完璧な舞台"だった。 「アプリを使うたびに『自分は一体何をやってるんだろう? 今、目の前のさみしさを紛らわすために誰かを必要としているわけじゃない』と考えていました。それに自分は実際に会った方が輝ける気がしていました。オンラインは弱肉強食です」とシールズさんは語った。 「みんなと一緒に走っていると、全て忘れてしまいます。自分がもっと大きなミッションの一部であるかのように感じ、没頭して、自分がしていることを忘れるんです」 オンラインの世界が広がり、若者がかつてないほど孤独を感じている中、ランニングクラブは共通の趣味を持つ人たちとの定期的な、リアルな交流を提供している。 ベニス・ラン・クラブの集まりは毎回、何百人というランナーを引き付けている。 グレース・ウィルソン/ベニス・ラン・クラブ ランニングクラブでの出会い ランニングクラブでのつながりが恋愛へ、そして時に結婚へと移行するのは珍しいことではない。…

友達や恋人も見つかる? アメリカのZ世代とミレニアル世代の間で今、流行っているのは「ランニングクラブ」 | Business Insider Japan

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2024-07-05 23:30:00

ダニエル・ラオ・カルベット/ゲッティイメージズ; ジェニー・チャン・ロドリゲス/BI

  • オンラインの世界が広がる中、若者たちはかつてないほど孤独を感じている。
  • Business Insiderでは、ランニングクラブを通じて恋人や結婚相手を見つけたミレニアル世代やZ世代の若者たちに話を聞いた。
  • ランニングクラブは、同じ興味を持つ人たちとの定期的な現実世界での交流を提供してくれるという。

2020年8月に「ベニス・ラン・クラブ(Venice Run Club)」を立ち上げた時、ジャスティン・シールズさんは恋人を探しているわけではなかった。

この少し前、シールズさんは携帯電話のデートアプリを「時間の無駄」と感じ、全て削除していたとBusiness Insiderに語った。

しかも、ロサンゼルスでテック企業の営業職として働いている現在34歳のシールズさんは、”新たな挑戦” —— ランニングクラブが支援を呼びかける非営利団体の活動 —— に集中していた。

ベニス・ラン・クラブを立ち上げてから1カ月が経った頃、広告業界で働くランニング好きのエリンさんが、クラブのSNSを無料で刷新すると申し出た。 インスタグラムでDMのやりとりをしていると、2人の会話はすぐに”ビジネス”から”趣味”へと移り、シールズさんはエリンさんをクラブ外で、2人だけのランニングに誘った。

シールズさんは現在29歳のエリンさんと出会うまで、家庭を持つ自分を想像できる相手に出会ったことがなかったという。2人はその年のうちに結婚した。

ジャスティン・シールズさん、エリンさん

ベニス・ラン・クラブで出会ったジャスティン・シールズさんとエリンさん。

グレース・ウィルソン/ベニス・ラン・クラブ

シールズさんの経験は、若者たちがデートアプリに不信感を抱き —— MatchGroupによると、Tinderの月間アクティブユーザー数は今年最初の3カ月で減少した —— 、恋愛であろうとなかろうと、現実世界でのつながりを求めるという、より大きなトレンドを象徴している。

Eventbriteによると、同社のプラットフォームに広告を掲載した対面式のお見合いイベントに参加する人の数は、2023年から49%増え、新しい友達を作ることを目的としたイベントに参加する人は82%増加した。これはBusiness Insiderが以前報じたように、現実世界での社会的なつながりを促進しようとするスタートアップの増加と一致する。

Business Insiderの取材に応じてくれた7人にとって、最近、都市部の若い社会人たちの間で爆発的な人気を博しているランニングクラブは、こうしたことが全て実現される”完璧な舞台”だった。

「アプリを使うたびに『自分は一体何をやってるんだろう? 今、目の前のさみしさを紛らわすために誰かを必要としているわけじゃない』と考えていました。それに自分は実際に会った方が輝ける気がしていました。オンラインは弱肉強食です」とシールズさんは語った。

「みんなと一緒に走っていると、全て忘れてしまいます。自分がもっと大きなミッションの一部であるかのように感じ、没頭して、自分がしていることを忘れるんです」

オンラインの世界が広がり、若者がかつてないほど孤独を感じている中、ランニングクラブは共通の趣味を持つ人たちとの定期的な、リアルな交流を提供している。

ベニス・ラン・クラブ

ベニス・ラン・クラブの集まりは毎回、何百人というランナーを引き付けている。

グレース・ウィルソン/ベニス・ラン・クラブ

ランニングクラブでの出会い

ランニングクラブでのつながりが恋愛へ、そして時に結婚へと移行するのは珍しいことではない。

2023年10月、投資銀行で働くヘイデン・ボールズさんはカジュアルなデートを重ねるもなかなかうまくいかず、言語聴覚士のアニコ・ザボさんは真剣交際が終わったばかりだった。

ところが、アメリカ11都市で活動する「ランニングクラブを装った社交クラブ」を自称するクールダウン・ラン・クラブ(Cooldown Run Club)がコロラド州デンバーで開催したハロウィン・ランで出会った2人は、互いに引き寄せられた。7カ月後、2人は婚約した。自分たちは「見つかりっこない」つながりを見つけたと2人は語った。

ヘイデンさん、アニコさん

ハイキングの途中で婚約したヘイデン・ボールズさん(31)とアニコ・ザボさん(27)。

ヘイデン・ボールズ

2人は、大学卒業後は同じような年齢の人たちとつながる場があまりなく、ランニングクラブが健康的で活動的な、同じような趣味を持つ、他の方法では出会うことのなかった人たちと出会う新たな方法を提供してくれたと話している。

コロラド州在住のエマ・アトウェルさん(26)とジャスティン・ウェイジャーズさん(29)もクールダウン・ラン・クラブで出会った。2人は1年半の交際を経て、同棲している。2人にとって、ランニングクラブは「デートアプリよりずっと良かった」とアトウェルさんは話している。直接会っているし、同じ趣味を持っていると分かっているからだ。

「クールダウン・ラン・クラブは全然プレッシャーもなく、お互いを知るには効果的でした。何かを期待することもなく、ただ走りに行って、その後、一緒にビールを楽しんでいました」とアトウェルさんは語った。

エマさん、ジャスティンさん

レースを終えたエマ・アトウェルさんとジャスティン・ウェイジャーズさん。

エマ・アトウェル

すでに出来上がっている友人グループ

2人はクールダウン・ラン・クラブの活動を通してできた友人たちとも親しくしていて、クラブの共同創設者ダニエル・ベルクさんによると、これはメンバー間ではよくあることだという。

クールダウン・ラン・クラブが活動する都市に仕事で引っ越してくる多くの若者は、知り合いが1人もいない状態から、友人グループを持つようになるとベルクさんは話している。

「バーで声をかけたり、DMでやりとりをするほど怖くありません」

加えて、ランニングはヨガやサッカーとは異なり、会話を続けられる他にはないグループ・エクササイズだとクールダウン・ラン・クラブの共同創設者ベイリー・ネスさんはBusiness Insiderに語った。自分のペースに関係なく、様々な能力を持った人たちと一緒に走ったり歩いたりできる。

ベニス・ラン・クラブ

ベニス・ラン・クラブは多くの友情も育んできた。

グレイソン・タランティーノ/ベニス・ラン・クラブ

それはベニス・ラン・クラブも同じだと、シールズさんは話している。

「わたしたちのクラブには、一緒に旅行をしたり、休暇を過ごしたり、感謝祭を一緒に過ごしたりして、素晴らしい友情を築いたり、一緒に暮らしている人たちがたくさんいます」

「恋愛と同じくらい、友情も育まれていると思います」

それは、ベニス・ラン・クラブがチェス・クラブやビーチテニス・クラブのように、同じような趣味を持つ人々を特定の状況下で結びつけるからだとシールズさんは考えている。

「いつも同じ顔触れだと、言葉を交わすようになります。ランニングは新たな1つのブームなんです」

「ただ、どんなクラブでも、何か趣味があって、同じ人たちにしばしば囲まれていれば、出会いはあるんじゃないかと思います」

ランニングクラブを始めたことは、自身の人生にとって良いことだったかと尋ねると、シールズさんは「もちろん」と答えた。

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執筆者について: nipponese

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