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元幕内安芸ノ州の長男・光星竜が涙の序二段優勝「この場でやれている感謝の気持ちが」異色の経歴の25歳 – スポニチ Sponichi Annex スポーツ

1月 23, 2026 / nipponese

大相撲初場所13日目 ( 2026年1月23日    東京・両国国技館 )

<大相撲初場所13日目>千代大和を攻める光星竜(右)(撮影・西海健太郎)
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元幕内・安芸ノ州の長男で米ネバダ州立大出身の西序二段3枚目・光星竜(25=音羽山部屋)が東41枚目の千代大和(24=九重部屋)を破って7戦全勝で序二段優勝を決めた。西68枚目で6戦全勝だった高倉山(27=尾上部屋)が朝乃丈(39=高砂部屋)に敗れていたため、この取組が優勝を懸けた一番だった。

立ち合いもろ手突きで先手を取るとすぐに左へ体を開いてはたき込み。「緊張はしなかった。今この場でやれている感謝の気持ちがある。優勝したというより、優勝させてもらったという気持ちが大きい。うれしいというか、ありがとうございますという思いが一番です」。入門から1年で初めての各段優勝を果たし、涙も見せた。

 入門前の本格的な相撲経験はなく、柔道に打ち込んでいた。東京・安田学園高卒業後は米国のネバダ州立大に留学して宇宙工学を学んだという異色の経歴。父の兄弟子で子供の頃からかわいがってもらっていた元関脇・寺尾の前錣山親方からかねて角界入りを勧められており、音羽山部屋に入門して当時24歳ながら運動能力検査を経て昨年春場所で初土俵を踏んだ。

 初土俵から勝ち越しを続けて昨年九州場所で三段目に昇進も、右足すね付近の肉離れで途中休場。同場所では同部屋の竜鳳と鶴英山が7戦全勝同士で序二段優勝決定戦を戦っており「自分だけ足踏みしていて悔しい気持ちがあった」という。この日は、先場所序二段優勝した竜鳳からさがりを借りて取組へ。「験が良いので、これで優勝してほしいと思って」という弟弟子の思いに応えた。

 今場所は全て立ち合いから突っ張っておいての攻めで白星。「まずは寺尾さんや父のような突きを習得したい。最終的には師匠(音羽山親方=元横綱・鶴竜)みたいに何でもできる力士になりたい」。柔道経験を生かした投げ技は封印しており、稽古場では四つ相撲も少しずつ磨いているという。突いて良し組んで良しの鶴竜のような相撲を目指し、期待の25歳がさらに番付を上げていく。

 ◇光星竜 光星(こうせいりゅう・こうせい)本名=今田光星。2000年(平12)9月11日生まれ、東京都江東区出身の25歳。小3から柔道を始め、5年時に全国少年柔道大会3位。東京・安田学園中3年時に全中団体優勝。相撲は本格的には取り組んでいなかったが、小6でわんぱく相撲東京都大会3位の実績がある。安田学園高卒業後は米国のネバダ州立大に留学。柔道を続けながら宇宙工学を学んだ。音羽山部屋に入門し、運動能力検査を経て24歳で2025年春場所初土俵。身長1メートル73、体重124キロ。弟の光紀は中大相撲部2年。

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