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2026-03-03 11:38:00
中東では、米国、イスラエル、イラン間の紛争が周辺地域に波及し、欧州へのエネルギー輸出が中断されている。経済専門家はインフレの急増を予測している。
中東紛争の長期化とエネルギー供給の持続的な減少は、ユーロ圏のインフレの「急増」を引き起こし、地域の成長に打撃を与える可能性があると欧州中央銀行は警告した。
ECBのチーフエコノミスト、フィリップ・レーン氏は火曜日発行のフィナンシャル・タイムズ紙とのインタビューで、「エネルギー価格の高騰は、特に短期的にインフレに上昇圧力をもたらす」と述べた。
中銀が公表したインタビュー記録によると、同氏は紛争は「経済活動にもマイナス」になると述べた。
同氏は、2023年のECBの分析では、「紛争によりエネルギー供給の継続的な減少と地域の経済活動の混乱が生じた場合、エネルギー主導のインフレが大幅に上昇し、生産が急激に減少する可能性があることが示されている」と述べた。
米国とイスラエルによるイスラム共和国への攻撃と、この地域でのイランの報復攻撃によりエネルギーの流れが寸断され、世界の石油輸送の約5分の1が通過する重要なホルムズ海峡が事実上閉鎖された。
カタールはまた、イランによる国営処理施設への攻撃を受けて、液化天然ガスの生産を停止した。
先週末に戦争が始まって以来、石油とガスの価格はともに急騰している。
レーン総裁は「影響の規模と中期的なインフレへの影響は紛争の範囲と期間に依存する」と述べ、ECBは動向を注意深く監視すると付け加えた。
ベレンベルク銀行のホルガー・シュミーディング総裁は、原油価格が1バレル当たり15ドル上昇し続ければ、ユーロ圏の消費者物価が0.5%ポイント近く押し上げられる可能性があると予想した。
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研究グループのキャピタル・エコノミクスは、エネルギー価格の上昇が続けばインフレが約0.3%ポイント押し上げられる可能性があると指摘した。
ロシアのウクライナ侵攻に端を発したエネルギーショックで2022年に急騰した後、21カ国からなるユーロ圏のインフレ率は最近ではECBの目標である2%付近まで低下している。
フランクフルトに本拠を置く中銀は昨年6月以来、主要金利を2%に据え置いている。次回の金利設定会合は3月19日に開催される。
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#中東戦争でエネルギーの流れが混乱しインフレがユーロ圏を襲う