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2026-03-10 10:00:00
- アメリカのコーヒー価格が、1980年以来の最高値に達した。
- コーヒーは、依然としてトランプ大統領の関税政策の圧力を受けている。
- 世界の他の地域では、コーヒー価格が下落している。
アメリカのインフレは落ち着いてきているかもしれないが、アメリカ人の日課のひとつで、まだ安らぎを感じない部分がある。それは朝の1杯のコーヒーだ。
コーヒーはドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領による関税政策で2025年に打撃を受けたコモディティのひとつで、2026年も価格が上がり続けている。アメリカ労働統計局のデータによると、全米におけるコーヒー豆の平均価格が1月には1ポンドあたり9.37ドルに達し、2025年から33%上昇した。
コーヒー豆は、このデータが収集され始めた1980年代から最も高い水準になった。ただし、アメリカでの価格は急騰しているが、世界規模では下落しており、1月は1ポンドあたり3.64ドルとなった。
ブラジルからの輸入品に対する関税が、アメリカでのコーヒー価格が高い理由のひとつだが、この乖離を完全に説明できるものではない。
世界では、以前の生産量不足が緩和され始めており、2026年の供給に対する明るい見通しによって、コーヒー豆の価格の上昇が抑えられている。

その一方で、アメリカと他の地域の乖離が形成されてきた。
コーヒーショップでは、トランプ大統領による「解放の日」の関税措置によって、価格を上げている。ベトナムへは46%、ブラジルとコロンビアへは10%が課されており、この3カ国はアメリカにおけるコーヒーの供給の60%以上を占めている。
トランプ大統領は7月、ブラジルから輸入する食料と飲料に40%の関税を課し、これによってコーヒー価格の高騰を招くとみられた。トランプ大統領は最終的に11月、これを撤回したが、その影響はコーヒー市場に依然として残っている。
一般的に、輸入業者は数カ月前に価格を確定する。したがって、トランプ大統領による主要コーヒー生産国への関税撤廃は、価格にはまだ表れていないようだ。
今後数カ月間で、関税撤廃後の値下げを感じられることは事実だろう。しかし、消費者は現状、より高い価格を支払う意思があるように見えるため、価格が下るとは限らない。スターバックス(Starbucks)やキューリグ・ドクターペッパー(Keurig Dr. Pepper)などの大手コーヒー企業の株価は2026年、年初来それぞれ14%、5%上昇している。
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