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不動産業界で働く”Z世代”が増えつつある。3人の若いブローカーに就職した理由を尋ねた | Business Insider Japan

ジョセフの呪い、誕生日、マリオス・ミロン不動産業界は職業の選択肢として若い人々を引きつけている。NARの調べによると、不動産業者に占める30歳未満の割合は2024年に4倍に増えた。この傾向は過去最高を記録した住宅価格と、自分が自分のボスになれるという魅力によって支えられている。36歳でFIREを達成した男性を支える、3つの「不労所得」源とは? | Business Insider Japan若くてフレッシュな20代そこそこの人々が、住宅市場に押し寄せている。家を買うためではない。売るためだ。全米不動産業協会(NAR)の登録データによると、2023には減少したものの、去年になって不動産業者に占める30歳未満の人々の割合は1%から4%に増えた。同時に、標準的な不動産業者の年齢の中央値は60歳から55歳に下がり、これは2021年以来最も低い数字だ。現在、アメリカでは、この業界に参入するのに適した時期となっている。新しいルールが敷かれて不動産業者の仲介手数料の仕組みが変わったこともあり、不動産業者やブローカーは去年の第3四半期には合計して180億ドル(約2.7兆円、1ドル=150円換算:以下同)の売上を記録した。これは10年前に比べておよそ2倍の額だ。報酬が増えたのは、住宅価格が高騰しているからで、2024年第4四半期における1件の家の販売価格の中央値はおよそ41万9000ドル(約6285万円)――2020年の初頭から27%上昇している。不動産業者とブローカーはパンデミック前よりも収益が増えている不動産業者とブローカーの総収益を100万ドル(約1億5000万円)単位で示すグラフ。不動産業者とブローカーは2024年の第3四半期、10年前のおよそ2倍に相当する480億ドル(約7.2兆円)の収益を上げた。Business Insiderは、若くして不動産業界に飛び込んだ3人に話を聞いた。彼らのなかには18歳になってすぐに免許を取得した人もいれば、そのために大学を中断した人もいる。彼らは自身のことを起業家とみなし、典型的なオフィスワークとは別のキャリアを探した。そして不動産業を、経済面でも、個人的にも、やりがいのある仕事とみなしている。「経済的な自由が欲しい」ニューヨークに拠点を置くマリオス・ミロナス氏は19歳のときにキャリアの方向性を見定め、不動産エージェントとして働き始めた。それまでは、普通の9時5時の仕事には興味がなく、学生ローンを避けながら、地元のコミュニティカレッジに通っていた。「経済的な自由が欲しいとだけは思っていた」と、ミロナス氏は言い、学生ローンを返済するためだけに何らかの仕事に就かなければならない状況だけは避けたかったと付け加えた。マリオス・ミロナス氏は19歳のときに不動産免許取得に向けた準備を始め、1年後に自身にとって初となる家を販売した。マリオスミロナスのコートシーミロナス氏のガールフレンドの父親が20年以上不動産業界で働いていて、彼に同業界で働くことを勧めた。ミロナス氏は数週間の講習を受けて免許を取得し、まもなくコミュニティカレッジを中退した。初めのうちは困難に直面した。仕事を始めて最初の1年は家が1件も売れなかった。ミロナス氏はその理由としてコロナ禍を挙げる。加えて、これは同業者からそれとなく言われたのだが、「若い見た目」も不利に働いたそうだ。「ある人が『きみは13歳ぐらいだと思った』と言った」とミロナス氏は語る。しかし、成長し、自信を深め、顧客の前で堂々と行動できるようになるにつれ、そうしたコメントも減っていった。住宅市場がふたたび勢いづき始めたころ、彼はすべてがうまく動き始めたと感じた。「住宅市場に活気が訪れ、すごいことになった」とミロナス氏は言う。21歳のときにすでに給料が6桁に達したそうだ。Business Insiderが財務諸表を確認したところによると、2024年に30万ドル(約4500万円)を稼いだ。はじめはバイトと掛け持ちでロサンゼルスで不動産を扱うクロエ・ド・ヴェリエ氏も19歳のときに不動産免許の取得に取り組んだ。当時はまだカリフォルニア大学ロサンゼルス校の学生で、卒業後のキャリアについては何も決まっていなかった。ただし、自分で事業を運営し、スケジュールを決めたいと考えていた。不動産ならそれができると思えた。「いわば、若者の危機といった状態にはまり込んでいて、何をしたいのか自分でもわからなかった」と語る。「ただ、自分を信じて飛び込んでみることにした」ド・ヴェリエ氏はいったん大学を離れ、フルタイムで不動産業に携わることにした。活動開始の日として、21回目の誕生日を選んだ。ド・ヴェリエ氏は不動産エージェントとして働き始めたころ、副業としてレストランでもウェイトレスとして働いていた。Chloe de Verrier提供ド・ヴェリエ氏の場合も最初の家を売るまで8カ月かかった。その理由として、彼女はコロナ禍に加え、自身がまだ新米だった事実を挙げる。貯金を切り崩し、夜にレストランで働いて収入を得ることで、家が売れない期間をしのいだ。「昼間はずっと不動産を扱って、夜はアルバイトをした。バイト中にクライアントが電話をかけてきたので、店長にトイレに行くと言い訳をしたり、廊下に出たりして、相手と交渉することもあって、なかなか楽しかった」当時、彼女も年齢のせいで信頼されないことがあったが、ほとんどの人は彼女の若さを気にしなかった。彼女が不動産業に必要な知識を有し、プロとしてふるまったため、クライアントから信頼が得られたそうだ。「今でも、みんな私に、きみは23歳に見えるが、行動はもっと年上のように感じられると言ってくる」と彼女は語る。「振り返ってみると、年齢は自分で考えていたほど大きな問題ではなかったと思う」Business Insiderが確認したところによると、ド・ヴェリエ氏は去年、10万ドル(約1500万円)を超える収入を得た。ある種のゲームのように捉えるバージニア州で不動産エージェントとして活動する21歳のジョセフ・カテリ氏は18歳のときに不動産免許を取得したが、それ以前から不動産業をかじっていた。外国から移住してきた両親が2回家を売る際、若かりしカテリ氏が文書を読むなどして手伝ったのだ。ソフトウェア・エンジニアとしてもフルタイムで働いているカテリ氏は、2025年には両職業を通じて20万ドル(約3000万円)ほどの収入を見込んでいる。ジョセフ・カテリの厚意により前回両親が引っ越したとき、バージニア州の家を売った業社がカテリ氏に不動産業を始めることを勧めた。免許を取ったあと、カテリ氏はフルタイムで不動産業を始め、最初の数年は週に80時間働いた。カテリ氏は不動産業をある種のゲームのように捉えていたそうだ。働いた時間ごとの報酬、つまり時給を上げるために懸命に働いた。もちろん、大変な苦労が伴った。最初の家が売れるまで、およそ6カ月が必要だったそうだ。仲介手数料やそのほかの経費を差し引いたあとの報酬は、1時間あたり2ドル(約300円)だった。「毎月赤字だった」と彼は言う。「両親からは『いったい何をしているんだ?』とか言われて」カテリ氏もまた、年齢が仕事に悪影響したと語る。「不動産業では年齢差別が大きな問題となっている」しかし、状況は次第に好転した。Business Insiderが確認した資料によると、去年、カテリ氏の収益は不動産業だけで7万ドル(約1050万円)に達した。そこには、仲介手数料からの自身の取り分、顧客紹介料、コンサルティング料金などが含まれる。「正直言って、本当に楽しい」Business Insiderが取材したZ世代の不動産業者は、全員が同業界での活動を、たとえそれが副業になるとしても、続けることを望んでいる。クイーンズで労働者階級の子として育ったミロナス氏は、事業を拡大し、不動産業を通じて世代を超える富を築くつもりだ。カテリ氏は去年、フルタイムのソフトウェア・エンジニアとして働き始めたが、今後も副業として不動産を扱っていく。その理由としてお金を挙げる。カテリ氏は「経済的自立・早期退職」を意味するFIREムーブメントの熱心なフォロワーなのだ。彼は今年、20万ドル(約3000万円)の収入を予想している。しかし、お金だけの問題ではなく、彼は何より不動産業を楽しいと感じているそうだ。「私はお金や数字を重視し、資産形成にとても関心がある。単純に、投資する人々をサポートするのが好きなのだ。正直言って、本当に楽しい」とカテリ氏は言った。ド・ヴェリエ氏も不動産業を続けるつもりで、いつの日か、ほかのエージェントを集めて自分のチームをつくる計画を立てている。「正直なところ、自分がほかに何をすべきか、想像もできない」【2024年版】首都圏の「住み続けたい街ランキング」。都内を抑えて1位に選ばれたのは、あの駅 | Business Insider Japan #不動産業界で働くZ世代が増えつつある3人の若いブローカーに就職した理由を尋ねた #Business #Insider #Japan

不動産業界で働く”Z世代”が増えつつある。3人の若いブローカーに就職した理由を尋ねた | Business Insider Japan

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2025-04-08 08:30:00

ジョセフの呪い、誕生日、マリオス・ミロン
  • 不動産業界は職業の選択肢として若い人々を引きつけている。
  • NARの調べによると、不動産業者に占める30歳未満の割合は2024年に4倍に増えた。
  • この傾向は過去最高を記録した住宅価格と、自分が自分のボスになれるという魅力によって支えられている。
36歳でFIREを達成した男性を支える、3つの「不労所得」源とは? | Business Insider Japan

36歳でFIREを達成した男性を支える、3つの「不労所得」源とは? | Business Insider Japan

若くてフレッシュな20代そこそこの人々が、住宅市場に押し寄せている。家を買うためではない。売るためだ。

全米不動産業協会(NAR)の登録データによると、2023には減少したものの、去年になって不動産業者に占める30歳未満の人々の割合は1%から4%に増えた。

同時に、標準的な不動産業者の年齢の中央値は60歳から55歳に下がり、これは2021年以来最も低い数字だ。

現在、アメリカでは、この業界に参入するのに適した時期となっている。新しいルールが敷かれて不動産業者の仲介手数料の仕組みが変わったこともあり、不動産業者やブローカーは去年の第3四半期には合計して180億ドル(約2.7兆円、1ドル=150円換算:以下同)の売上を記録した。これは10年前に比べておよそ2倍の額だ。

報酬が増えたのは、住宅価格が高騰しているからで、2024年第4四半期における1件の家の販売価格の中央値はおよそ41万9000ドル(約6285万円)――2020年の初頭から27%上昇している。

不動産業者とブローカーはパンデミック前よりも収益が増えている

不動産業者とブローカーの総収益を100万ドル(約1億5000万円)単位で示すグラフ。不動産業者とブローカーは2024年の第3四半期、10年前のおよそ2倍に相当する480億ドル(約7.2兆円)の収益を上げた。

Business Insiderは、若くして不動産業界に飛び込んだ3人に話を聞いた。彼らのなかには18歳になってすぐに免許を取得した人もいれば、そのために大学を中断した人もいる。

彼らは自身のことを起業家とみなし、典型的なオフィスワークとは別のキャリアを探した。そして不動産業を、経済面でも、個人的にも、やりがいのある仕事とみなしている。

「経済的な自由が欲しい」

ニューヨークに拠点を置くマリオス・ミロナス氏は19歳のときにキャリアの方向性を見定め、不動産エージェントとして働き始めた。それまでは、普通の9時5時の仕事には興味がなく、学生ローンを避けながら、地元のコミュニティカレッジに通っていた。

「経済的な自由が欲しいとだけは思っていた」と、ミロナス氏は言い、学生ローンを返済するためだけに何らかの仕事に就かなければならない状況だけは避けたかったと付け加えた。

マリオス・ミロナス氏は19歳のときに不動産免許取得に向けた準備を始め、1年後に自身にとって初となる家を販売した。
マリオス・ミロナス氏は19歳のときに不動産免許取得に向けた準備を始め、1年後に自身にとって初となる家を販売した。
マリオスミロナスのコートシー

ミロナス氏のガールフレンドの父親が20年以上不動産業界で働いていて、彼に同業界で働くことを勧めた。ミロナス氏は数週間の講習を受けて免許を取得し、まもなくコミュニティカレッジを中退した。

初めのうちは困難に直面した。仕事を始めて最初の1年は家が1件も売れなかった。ミロナス氏はその理由としてコロナ禍を挙げる。

加えて、これは同業者からそれとなく言われたのだが、「若い見た目」も不利に働いたそうだ。

「ある人が『きみは13歳ぐらいだと思った』と言った」とミロナス氏は語る。

しかし、成長し、自信を深め、顧客の前で堂々と行動できるようになるにつれ、そうしたコメントも減っていった。住宅市場がふたたび勢いづき始めたころ、彼はすべてがうまく動き始めたと感じた。

「住宅市場に活気が訪れ、すごいことになった」とミロナス氏は言う。21歳のときにすでに給料が6桁に達したそうだ。Business Insiderが財務諸表を確認したところによると、2024年に30万ドル(約4500万円)を稼いだ。

はじめはバイトと掛け持ちで

ロサンゼルスで不動産を扱うクロエ・ド・ヴェリエ氏も19歳のときに不動産免許の取得に取り組んだ。当時はまだカリフォルニア大学ロサンゼルス校の学生で、卒業後のキャリアについては何も決まっていなかった。ただし、自分で事業を運営し、スケジュールを決めたいと考えていた。不動産ならそれができると思えた。

「いわば、若者の危機といった状態にはまり込んでいて、何をしたいのか自分でもわからなかった」と語る。「ただ、自分を信じて飛び込んでみることにした」

ド・ヴェリエ氏はいったん大学を離れ、フルタイムで不動産業に携わることにした。活動開始の日として、21回目の誕生日を選んだ。

ド・ヴェリエ氏は不動産エージェントとして働き始めたころ、副業としてレストランでもウェイトレスとして働いていた。
ド・ヴェリエ氏は不動産エージェントとして働き始めたころ、副業としてレストランでもウェイトレスとして働いていた。
Chloe de Verrier提供

ド・ヴェリエ氏の場合も最初の家を売るまで8カ月かかった。その理由として、彼女はコロナ禍に加え、自身がまだ新米だった事実を挙げる。貯金を切り崩し、夜にレストランで働いて収入を得ることで、家が売れない期間をしのいだ。

「昼間はずっと不動産を扱って、夜はアルバイトをした。バイト中にクライアントが電話をかけてきたので、店長にトイレに行くと言い訳をしたり、廊下に出たりして、相手と交渉することもあって、なかなか楽しかった」

当時、彼女も年齢のせいで信頼されないことがあったが、ほとんどの人は彼女の若さを気にしなかった。彼女が不動産業に必要な知識を有し、プロとしてふるまったため、クライアントから信頼が得られたそうだ。

「今でも、みんな私に、きみは23歳に見えるが、行動はもっと年上のように感じられると言ってくる」と彼女は語る。「振り返ってみると、年齢は自分で考えていたほど大きな問題ではなかったと思う」

Business Insiderが確認したところによると、ド・ヴェリエ氏は去年、10万ドル(約1500万円)を超える収入を得た。

ある種のゲームのように捉える

バージニア州で不動産エージェントとして活動する21歳のジョセフ・カテリ氏は18歳のときに不動産免許を取得したが、それ以前から不動産業をかじっていた。外国から移住してきた両親が2回家を売る際、若かりしカテリ氏が文書を読むなどして手伝ったのだ。

ソフトウェア・エンジニアとしてもフルタイムで働いているカテリ氏は、2025年には両職業を通じて20万ドル(約3000万円)ほどの収入を見込んでいる。
ソフトウェア・エンジニアとしてもフルタイムで働いているカテリ氏は、2025年には両職業を通じて20万ドル(約3000万円)ほどの収入を見込んでいる。
ジョセフ・カテリの厚意により

前回両親が引っ越したとき、バージニア州の家を売った業社がカテリ氏に不動産業を始めることを勧めた。免許を取ったあと、カテリ氏はフルタイムで不動産業を始め、最初の数年は週に80時間働いた。

カテリ氏は不動産業をある種のゲームのように捉えていたそうだ。働いた時間ごとの報酬、つまり時給を上げるために懸命に働いた。

もちろん、大変な苦労が伴った。最初の家が売れるまで、およそ6カ月が必要だったそうだ。仲介手数料やそのほかの経費を差し引いたあとの報酬は、1時間あたり2ドル(約300円)だった。

「毎月赤字だった」と彼は言う。「両親からは『いったい何をしているんだ?』とか言われて」

カテリ氏もまた、年齢が仕事に悪影響したと語る。「不動産業では年齢差別が大きな問題となっている」

しかし、状況は次第に好転した。Business Insiderが確認した資料によると、去年、カテリ氏の収益は不動産業だけで7万ドル(約1050万円)に達した。そこには、仲介手数料からの自身の取り分、顧客紹介料、コンサルティング料金などが含まれる。

「正直言って、本当に楽しい」

Business Insiderが取材したZ世代の不動産業者は、全員が同業界での活動を、たとえそれが副業になるとしても、続けることを望んでいる。

クイーンズで労働者階級の子として育ったミロナス氏は、事業を拡大し、不動産業を通じて世代を超える富を築くつもりだ。

カテリ氏は去年、フルタイムのソフトウェア・エンジニアとして働き始めたが、今後も副業として不動産を扱っていく。その理由としてお金を挙げる。カテリ氏は「経済的自立・早期退職」を意味するFIREムーブメントの熱心なフォロワーなのだ。彼は今年、20万ドル(約3000万円)の収入を予想している。しかし、お金だけの問題ではなく、彼は何より不動産業を楽しいと感じているそうだ。

「私はお金や数字を重視し、資産形成にとても関心がある。単純に、投資する人々をサポートするのが好きなのだ。正直言って、本当に楽しい」とカテリ氏は言った。

ド・ヴェリエ氏も不動産業を続けるつもりで、いつの日か、ほかのエージェントを集めて自分のチームをつくる計画を立てている。

「正直なところ、自分がほかに何をすべきか、想像もできない」

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#不動産業界で働くZ世代が増えつつある3人の若いブローカーに就職した理由を尋ねた #Business #Insider #Japan

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