2月2日、三重県津市香良洲町の住宅で火災が発生し、4人の遺体が見つかりました。警察は、連絡が取れていない子供4人とみて身元の確認を急いでいます。火元の住宅はブラジル国籍の38歳男性が居住しており、消防は玄関付近から出火した可能性が高いとみて調査を進めています。
津市香良洲町で発生した住宅火災の経緯
今月2日、津市香良洲町で住宅火災が発生しました。ニュースONEによると、火災はブラジル国籍の38歳男性が住む住宅で発生し、約200平方メートルが全焼、鎮火までにおよそ2時間を要しました。近隣住民が撮影した映像には、窓の外へ勢いよく炎が噴き出す様子が捉えられています。近所に住む男性は「家の屋根かもしれないが、一部分が吹き飛んでいた感じ。親御さんが窓を割って中に助けに入ろうとしていた」と当時の緊迫した状況を語りました。
火元とみられる玄関付近で相次いだ爆発
消防の調査により、建物南側の玄関付近で焼損が激しいことが確認されており、この場所が出火元である可能性が高まっています。玄関の近くにはプロパンガスのボンベが設置されており、破裂した形跡も確認されました。延焼した家の住人は「爆発の音がして、ボンボンと2回。ガスボンベがはじけたんだと思う」と証言し、近隣住民も「3回目の爆発から、火の勢いが強くなった」と話しています。現場から約20メートル離れた場所には、ガスボンベの蓋とみられる部品が残されていました。
遺体の発見場所と逃げ場の喪失
警察によると、全焼した住宅の焼け跡からは男女4人の遺体が見つかりました。発見された場所は、北側の寝室に3人、西側のリビングに1人です。出火元とみられる玄関から離れた奥の部屋で発見されたことから、火災発生時に避難を試みた可能性があるとみられます。室内には花が供えられており、犠牲者を悼む場所となっています。
連絡が取れていない4人の子供たち
出火当時、住宅には4人の子供がいたとされています。現在連絡が取れていないのは、この家に住む4歳の女の子と、遊びに来ていた小学5年から中学2年までのきょうだい3人です。火元の家の住人である38歳の男性と、きょうだい3人の母親である43歳の知人は、出火当時は外出中でした。母親は別の子供の仕事の面接に付き添う途中、家にいた子供から「家が火事になっている」との電話を受けたと伝えられています。二人は帰宅後に救助を試み、やけどなどの軽いケガを負いました。
- 火元の住人(38歳男性)と知人の母親(43歳)は外出中だった
- 4歳の女の子について近隣住民は「かわいい子だった」と話している
- 警察は4人の遺体の身元確認を最優先に進めている
今後の調査と身元の特定
警察は、見つかった4人の遺体が連絡の取れない子供たち4人であるとみて、身元の特定を急いでいます。同時に、出火原因の特定に向けて現場検証や関係者への聴取を継続する方針です。火災の規模が大きく全焼に至った経緯について、プロパンガスボンベの破裂との関連を含め、消防と警察が慎重に調べています。