ローマ教皇レオ14世は、肺に結節が見つかったため、今週中にジェメッリ病院で手術を受けると発表した。71歳の教皇は、10月11日の日曜礼拝後にこの健康上の懸念を公表。医師団によれば結節は初期段階で局所的なものであり、術後の回復には約1週間を要する見込みである。
手術の経緯と医療的判断
レオ14世は、10月11日の日曜日にサン・ピエトロ広場を見下ろす教皇宮殿の窓から、アンジェラス(お告げの祈り)の後に自身の健康状態について説明した。教皇によると、最近の定期健康診断で肺に「小さな結節」が発見された。教皇は「早期の段階で発見され、境界がはっきりしている」と述べ、医師団の助言に従い、切除手術を受ける決断を下したと語った。
「医師たちは介入するのが最善だと判断し、彼らの助言に従って、それを取り除くための手術を受けることにしました。手術はすでに今後数日以内に予定されています。皆さんの精神的な支えに感謝し、祈りに委ねます」
教皇レオ14世
バチカン広報局の報道官マッテオ・ブルーニ氏によると、手術は今週の早い段階で予定されており、術後は約1週間の入院が必要になる見込みである。アメリカ出身のレオ14世は、2025年5月に第267代教皇として選出された。これまで目立った健康上の問題を抱えておらず、カステル・ガンドルフォにある教皇の夏の離宮でテニスや水泳を嗜むなど、活動的な生活を送っていることで知られている。また、アメリカ癌協会によれば、肺結節とは肺に現れる3センチメートル未満の小さな異常部位を指し、CT検査で偶然発見されることが多い。
ジェメッリ病院での治療と公務への影響
手術は、歴代教皇が治療を受けてきたローマのジェメッリ病院で行われる予定だ。同病院には教皇専用の特別病室が備えられている。入院期間中、バチカンは通常通り機能するが、教皇の署名を必要とする決定事項については一時的に保留されることになる。教皇の健康管理は、2025年4月に呼吸器不全から肺炎を併発し、脳卒中で亡くなった前任のフランシスコ教皇が長期入院を余儀なくされた経緯もあり、注目を集めている。
教皇は11月6日から17日にかけて、ウルグアイ、アルゼンチン、ペルーを訪問する南米への大規模な外遊を予定している。現時点で、今回の手術と回復期間がこの外遊日程にどのような影響を与えるかは不透明である。しかし、日曜日の発言の中で教皇は、ペルーの巡礼団に対して訪問に向けた祈りに感謝を述べており、外遊を継続する意向が示唆されている。