ロシア、北コーカサスでイスラム国の細胞に対する対テロ作戦を開始

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2024-04-11 11:37:29

今週木曜日の午前5時過ぎ(現地時間)から、イスラム教徒が多数を占めるロシア北コーカサス地方のカバルダ・バルカリア共和国の首都ナリチクで「対テロ作戦」体制が施行されている。 治安部隊によると、すでに2人が死亡しており、作戦はナリチク郊外のチェレクスキ地区まで拡大されている。

ロシアの情報機関RIA-Novostiが発表した情報によると、ロシア連邦保安局(FSB、旧KGB)は、ナシップと呼ばれる農業複合施設に立てこもった「テロ活動に関与した武装個人」の位置に関するデータを入手した。

捜査員らはテロリスト容疑者らに武器を置いて降伏するよう促し、これに応じて発砲した。 その後、国家反テロ委員会(ロシア語の頭字語でNAK)は、「テロ攻撃と破壊活動を計画していた」反政府勢力2名が作戦中に死亡したと報告した。 NAKによると、監房のメンバーは「国際テロ組織に所属している」という。

犠牲者はいない

報告書は治安部隊の隊員や民間人に犠牲者はいなかったとしているが、逮捕者の有無については明らかにしていない。 また、イスラム国が主張し、145人が死亡した3月22日のモスクワのクロッカス市庁舎襲撃事件にこのグループが関連しているかどうかも明らかではない。

3月31日、ロシアの北コーカサス地方ダゲスタン共和国、首都マハチカラとカスピスク市でも対テロ作戦体制が宣言され、中央アジア出身の4人が逮捕されて終了した。 NAKによると、彼らは「クロッカス市庁舎のテロリストを直接支援した」という。

同じく北コーカサスにあるイングーシ共和国でも3月上旬、FSB部隊がカラブラク町の住宅ビルの4階で武装した男6人を阻止した。 この銃撃戦でテロ容疑者6人が死亡した。 NAKは、彼ら全員がダーイシュに忠誠を誓っていたと指摘し、特にBBCによれば、彼らはISISのアフガニスタン支部、いわゆるヴィラヤット・ジョラサンの一員であったと指摘した。 米国当局は、クロッカス市庁舎襲撃事件の背後にはヴィラヤット・ジョラサン氏がいる可能性が最も高いと考えており、クレムリンが非難しているように、ウクライナと西側諸国の関与を否定している。

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