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2025-12-09 10:44:00
[ビリニュス 9日 ロイター] – リトアニア政府は火曜日、ベラルーシ発の密航気球による航空混乱を巡り非常事態を宣言し、軍が警察や国境警備隊と並行して活動することを許可するよう議会に求めた。
ビリニュス空港は気象気球の影響で何度も閉鎖されているが、リトアニアは、この気球はタバコを輸送する密輸業者によって送られたものであり、ロシアの緊密な同盟国であるベラルーシによる「ハイブリッド攻撃」であると主張している。
ウラジスラフ・コンドラトビッチ内務大臣は、火曜日にライブ配信された政府会議で、「非常事態宣言は民間航空の混乱のためだけでなく、国家安全保障上の利益のために発表された」と語った。
AP経由の州境警備サービス
ベラルーシは気球に対する責任を否定し、「過激派の物資」を投下するためにドローンを飛ばすなどの挑発行為を行ったとリトアニアを非難したが、リトアニアは否定している。
軍の権限拡大を求める
コンドラトビッチ氏によると、リトアニア政府は非常事態中に軍が単独で行動するだけでなく、警察、国境警備隊、治安部隊と連携して行動する権限を付与するよう議会に要請した。
議会が同意すれば、軍には領土への立ち入りを制限し、車両を停止させて捜索し、人々や書類、所持品を検査し、抵抗する者や犯罪容疑者を拘束する許可が与えられる。
ロベルタス・カウナス国防相は、軍がこれらの機能のために武力行使を行うことは認められると述べた。緊急措置は政府が解除するまで続く。
欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長は12月1日、国境の状況は悪化していると述べ、気球侵入はベラルーシによる「ハイブリッド攻撃」であり「全く容認できない」と述べた。
リトアニアも2021年、移民を不法に国境を越えて送ろうとするベラルーシによる活動だと主張し、ベラルーシ国境地域に非常事態を発令した。
翌年、ビリニュスはロシアのウクライナ侵攻を受け、リトアニアも標的になる可能性を懸念して非常事態を発表した。
(レポート:Andrius Sytas、執筆:Stine Jacobsen、編集:Terje Solsvik、Peter Graff)
#リトアニアロシアと同盟関係にあるベラルーシからの密輸業者の風船に対し非常事態を宣言