サセックス公爵夫人メーガン氏が、ガイ・リッチー監督の犯罪コメディシリーズ『ジェントルメン』のシーズン3に加わる方向で初期的な話し合いを進めている。同作への出演を巡る動きは、ハリウッドの業界誌報道を端緒として広く伝えられた。
ネットフリックスの人気シリーズ『ジェントルメン』と初期段階の協議
原作およびドラマ版のクリエイターを務めるガイ・リッチー監督は、2019年の同名映画の世界観をベースに本シリーズを展開している。シーズン2の配信が9月3日に控える中、英国を舞台にした同作への起用説は大きな話題を呼んでいる。

メーガン氏の役柄はまだ特定されておらず、契約も結ばれていない状態で、公式発表もない。Deadlineなどの報道によると、シーズン3はまだストリーミング事業者から正式に発注されておらず、配信事業者によるシーズン更新が行われていないため、キャスティングの確約は困難であり、メーガン氏をめぐる話し合いはごく初期段階で、現時点では「あくまで仮定の段階」であると指摘されている。

VarietyやDeadlineなどの報道によれば、メーガン氏はガイ・リッチー監督が手がけるネットフリックスの人気ドラマ『ジェントルメン』のシーズン3に出演する方向で初期的な協議を行っている。
『ジェントルメン』は、テオ・ジェームズ演じるエディ・ハルステッド(またはエディ・ホーニマン)が、亡き父から1万5,000エーカーの広大な敷地と公爵位を予期せず継承したものの、その土地がミッキー・ピアソンの大麻帝国の一部であり、地下に大麻栽培施設が隠されていることを知るというアクション・コメディおよび犯罪スリラーのストーリーが描かれる。同作にはテオ・ジェームズのほか、カヤ・スコデラリオ扮するスージーをはじめ、レイ・ウィンストン、ダニエル・イングスなど多数のキャストが出演する。
英国への長期滞在計画と俳優業への視線
今回の出演協議の浮上は、ヘンリー王子とメーガン氏が子どもたちと共に米国カリフォルニア州から英国へ戻り、一定期間滞在する計画を明らかにした時期と重なっている。夫妻がロンドン近郊の非王室の邸宅に拠点を移し、子供たちが現地の学校に通う準備を進めていることが伝えられたことから、メーガン氏の本業復帰をめぐる臆測が一気に加速した。オーストラリアのニュース報道機関であるNews.com.auなども、彼女が英国を拠点とする upcoming なプロジェクトで役オファーを受けたことを伝えていた。

かつてサセックス公爵および公爵夫人としての役割を担っていたヘンリー王子とメーガン氏は、英国に戻っても王室公務に復帰することはなく、称号を再び使用することもない。しかし、英国を拠点とする同作の制作現場は、夫妻の英国への転居にとって好都合な環境であるといえる。なお、メーガン氏の代表者およびネットフリックス側はコメントを控えている。
メーガン氏は、法律ドラマシリーズ『SUITS/スーツ』で演じたレイチェル・ザン役で広く知られており、同作の7シーズンにわたってパラリーガルとして出演した。テレビドラマではほかに『CSI:ニューヨーク』や『90210』に出演し、映画ではコメディ映画『モンスター上司』や2015年のクライム・スリラー『Anti-Social』、さらに『リメンバー・ミー』や『A Lot Like Love』、『Random Encounters』などに小規模な役で出演したほか、ホールマーク映画の『When Sparks Fly』や『Dater’s Handbook』では主演を務めた。
最近では、アマゾンのコメディ作品『Close Personal Friends』でブリー・ラーソンやジャック・クエイドとともに本人役のカメオ出演を撮影している。2018年にセント・ジョージ礼拝堂で行われた結婚式を機に俳優業を一時休止し、BBCのインタビューに対してそれが「新しい章」の始まりであると語っていたが、エンターテインメント業界における模索や検討について、親しい関係者は「エンターテインメントの分野で最近問い合わせがあり、彼女が検討していることもあるが、まだ何も決まっておらず、話し合いが進んでいる段階にすぎない」と語っている。
また、ヘンリー王子とメーガン氏は2020年にネットフリックスとの間で総額1億ドル規模と報じられる大型契約を結んでおり、同ストリーミングサービスとは既存の提携関係にある。夫妻はこれまでに、テレビや映画の分野で複数のプロジェクトを開発してきた。