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2025-07-23 01:30:00
- 第1四半期のホワイトカラー職の求人は、前年同期比で12.7%減となった。
- ホワイトカラー職は、賃金上昇率も鈍化している。
- ブルーカラー職は需要が高まっている。
数年前の好況時に比べ、ホワイトカラーの仕事は少なく、賃金も停滞気味だ。
ホワイトカラー職の求人はブルーカラー職の求人よりも急速に縮小していることが、労働力分析企業のレベリオ・ラボズ(Revelio Labs)の報告書で明らかになった。2024年第1四半期から2025年第1四半期にかけて、ホワイトカラー職の求人は12.7%減、ブルーカラー職の求人は11.6%減だった。
オフィスワーカーでは、情報スペシャリスト、営業担当員、ビジネスアナリストなどの求人が減少している。労働市場が雇用成長の鈍化に直面する中、こうしたビジネスおよびITの仕事が最も減少しているようだ。
レベリオの2023年第2四半期から2025年第2四半期の間に求人数が最も減少した職業のリストを見てみよう。

特に求人が急減しているホワイトカラー職には、ソフトウェア開発者、ITプロジェクト・マネージャー、市場調査員なども含まれている。
レベリオの調査によると、事務職の賃金は、2024年半ばまでアップしていたが、その後の1年は横ばい状態だった。一方、ブルーカラー職の賃金は、着実に上がり続けているが、それでもホワイトカラー職の平均よりも低い。
だが、暗い見通しばかりではない。過去2年と比較して増えている仕事もあるからだ。アカウントマネージャーやリクルーターの求人は、過去2年で最も高い伸びを見せている。

技術職は、新社会人にとっては特に厳しい。IT業界に入りたいと考えているZ世代は、大手テック企業のレイオフを目の当たりにし、苦労して手に入れたコーディングスキルも、AIに取って代わられるという話も常に耳にしている。
「生成AIの導入も要因の1つであると思われる。これは少々複雑な話だ」と、レベリオ・ラボズのエコノミストでこの調査報告の著者、ザネレ・ムニクワ(Zanele Munyikwa)は述べた。
「仕事の内容で見ると、営業職は金融やエンジニアリングなどの職業よりも、AIの影響が少ないことを我々の研究が示している。だが、AIは、若手の担当者が行う、大量の最下流の仕事をターゲットにしており、それを活用すれば小規模なチームでも目標を達成することができるため、雇用への影響が顕著になっている可能性もある」
AIの影響はテック業界に限らない。ホワイトカラー職の新入社員の多くが標的になる可能性もある。AIのリーダーたちは仕事が変化して多くが廃れると述べている。企業も中級管理ジョブを中心に、人員を削減している。
データによると、経営幹部が最大の勝者だ。2023年第1四半期からの昇給は26.8%で、中間管理職と経営幹部レベルのリーダーとの給与格差は拡大している。
高齢労働者が退職も視野に入れていることもあり、ブルーカラー労働者はここ数年、需要が高まっている。ブルーカラー労働者は、身体的負担の少ない職務に就いている同世代の労働者よりも、早く退職することが多い。そのため、退職者がZ世代やミレニアル世代の就業者数を上回り、雇用にギャップが生まれている。
キャリアを完全に変え、ブルーカラー市場でより安定した仕事を求める人もいる。大学にかかる費用と投資収益率を天秤にかけ、学位取得から就職にシフトする高卒者も増えている。AIへの不安、雇用の安定性の低下、事務職の交渉力の低下など、ブルーカラー職ブームは一部の人々にとってうまく機能しているといえるだろう。
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