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フライダバイ副操縦士、ベン・グリオン空港や高層ビルへの墜落を計画していたと報道

フライダバイ(flydubai)の旅客機内で発生した副操縦士による襲撃未遂事件をめぐり、容疑者がイスラエルの主要空港や高層ビルへの墜落を計画していたことが明らかになった。UAEの法執行機関やイスラエルメディアが報じている。…

フライダバイ副操縦士、ベン・グリオン空港や高層ビルへの墜落を計画していたと報道

フライダバイ(flydubai)の旅客機内で発生した副操縦士による襲撃未遂事件をめぐり、容疑者がイスラエルの主要空港や高層ビルへの墜落を計画していたことが明らかになった。UAEの法執行機関やイスラエルメディアが報じている。

flydubai機FZ1073便の機内襲撃とサウジアラビアでの緊急着陸

UAEのアブダビからイスラエルのテルアビブへ向かっていたフライダバイFZ1073便のコックピット内で、オマーン国籍のハマム・アル・ハマミ副操縦士(29)がスミット・マッチャール機長を機内用のアックス(緊急用斧)で襲撃し、負傷させた。UAEのハマド・サイフ・アル・シャムシ検事総長は、同副操縦士がテロ行為を実行しようとしたと発表している。乗客や別の乗員らが機内で容疑者を取り押さえた後、同機はサウジアラビアに緊急着陸した。

イスラエルのベン・グリオン空港へ向かっていた同機には180人以上の乗客が搭乗していた。イスラエルの首相は、乗員や乗客の迅速な対応が「9/11型の大惨事」を防いだと述べている。

フライダバイ副操縦士、ベン・グリオン空港や高層ビルへの墜落を計画していたと報道
写真:foxnews.com

ベングリオン空港や高層ビルへの激突を狙った計画と過激思想

捜査関係者の情報によると、容疑者のハマム・アル・ハマミ副操縦士は、通常通りイスラエル領空に入って着陸許可を得た後、機体をベン・グリオン空港やテルアビブ中心部の高層ビルに墜落させる計画を立てていた。イスラエルのメディア報道によれば、同容疑者は捜査に対し次のように供述している。

「夢はベン・グリオン空港に突っ込むことだった」

Hamam al-Hammami、容疑者(ニューヨーク・ポスト紙の報道に基づく)

また報道によると、同容疑者はイスラエル軍が戦闘機をスクランブル発進させる暇もないほどの速さで攻撃を実行したいと考えていたという。さらに、捜査関係者は同容疑者が特定のテロ組織や外国政府の指示ではなく、単独で行動した「ローンウルフ」の過激派であったと見ている。現地での取り調べが続けられており、シニアなUAE当局者によれば死刑に直面する可能性が指摘されている。

フライドバイ航空で恐怖の事態:副操縦士が着陸進入中に墜落を計画していたとの報道

航空会社の採用審査とオマーン航空での前歴をめぐるセキュリティの不備

この事件を受け、航空会社の採用プロセスや安全管理体制に対して激しい疑問が投げかけられている。地域の関係者が明らかにしたところによると、容疑者はかつてオマーンの国営キャリアであるオマーン航空で、過激な思想を抱いているとの懸念から飛行を禁じられ、管理部門の業務に異動させられていたという。

その後、同容疑者はUAEを拠点とするフライダバイに採用された。採用時の標準的なセキュリティチェックでは過激化の兆候を調べる背景調査が含まれていなかったと伝えられている。またオマーンとイスラエルには公式な外交関係がなく、オマーンのような国籍のパスポートを持つパイロットはイスラエルの空港に着陸することが本来認められていない。豪州当局も、同容疑者が2015年から2017年の間に現地で学んでいたとして、オーストラリアとの繋がりについて調査を行っている。

フライダバイ副操縦士、ベン・グリオン空港や高層ビルへの墜落を計画していたと報道
写真:nypost.com

イスラエルとUAEの治安機関による捜査と責任の所在

FZ1073便の出発に先立ち、UAE当局者らはイスラエル側に対して乗客および乗員のリストを共有していたとされる。一方で、イスラエルのモサドやシンベトといった治安機関がパイロットの身元調査に失敗したのではないかとの批判も浮上しており、モサドの調査員やイスラエルの航空専門家がすでにアブダビ入りして捜査に加わっている。

一方で、イスラエルの国内情報機関シンベトは、外国航空会社からの乗客・乗員リストの審査は運輸省の責任であると主張した。しかし、ミリ・レゲブ運輸相は、自省にはリストや事前警告が提供されておらず、外国航空会社が運航する便の保安責任はシンベトやモサドにあると反論している。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、国家安全保障会議のトップに対し、外国民間航空機のイスラエル乗り入れに関する「すべてのセキュリティ側面」の総点検を指示した。オマーンとオマーン航空からの公式な見解はまだ発表されていない。

執筆者について: nipponese

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