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2024-08-16 20:34:22
ネパールのエベレスト地域のシェルパ族の村が氷のような洪水に飲み込まれたと当局が発表した。
専門家らは、標高約3,800メートルに位置するタメ山が洪水に見舞われたのは、氷河湖が決壊したためだとみている。科学者らは、気候変動によりヒマラヤ山脈の多くの氷河が驚くべき速さで溶けていると警告している。
死者や負傷者は報告されていないが、金曜日の大雨により住宅、学校、診療所を含む十数棟の建物が完全に破壊された。
テームには多くの記録保持者であるシェルパ族登山家が住んでいるほか、探検家エドモンド・ヒラリーとともにエベレストに初めて登頂したシェルパ族のテンジン・ノルゲイの出身地でもある。
動画には、泥や瓦礫で茶色に変色した洪水で、泡立った乳白色の水が村中に押し寄せる様子が映っている。
ネパール軍の報道官ガウラヴ・クマール・KC氏はAFPに対し、約15軒の家屋が流され、救助隊が人々を安全な場所に避難させていると語った。
地元当局は、悪天候のため調査中にヘリコプターを使うことができなかったと述べ、土曜日の朝に山へ飛ぶ予定だと付け加えた。
洪水の原因は不明だが、国際総合山岳開発センター(ICIMOD)の気候変動専門家アルン・バクタ・シュレスタ氏は、氷河湖の決壊が原因であるという「兆候」があり、確認作業を進めていると述べた。
科学者たちは、気候変動によりヒマラヤの氷河が溶けて氷河湖が形成され、緩んだ岩や瓦礫によって堰き止められることが多く、不安定になり堤防が決壊しやすくなると警告している。
氷河の融解によって形成された数百の氷河湖が、ここ数十年でヒマラヤのどこからともなく出現している。国際氷河研究センター(ICIMOD)の2020年の報告書によると、ネパールでは2,070の氷河湖が確認されており、そのうち21の湖が「潜在的に危険」と評価されている。
#ヒマラヤのシェルパ村が凍結洪水に襲われる