サウスカロライナ州の共和党知事候補予備選挙が9日に実施され、現職副知事のパメラ・エベット氏と州司法長官のアラン・ウィルソン氏が決選投票に進出しました。一方、かつて共和党の期待の星と目されたナンシー・メイス下院議員は5位に終わり、落選が確定しました。
ナンシー・メイス氏の敗北と「エプスタイン・ファイル」を巡る主張
ナンシー・メイス下院議員(ガーディアン紙より引用)
共和党予備選の勝敗と決選投票の行方
対するアラン・ウィルソン司法長官は、2011年から現職を務めるベテランです。ウィルソン氏は州兵の法務官を務めるほか、ジョー・ウィルソン連邦下院議員の養子としても知られています。今回の予備選では、ラルフ・ノーマン下院議員や元エクソンモービル幹部のロム・レディ氏も立候補しましたが、エベット氏とウィルソン氏の勢いには及びませんでした。なお、レディ氏は自身の邸宅を巡る環境規制当局との係争をきっかけに、500万ドルの自己資金を投じて出馬していました。
民主党候補と州政治の展望
共和党の予備選を勝ち抜いた候補は、本選で民主党のジャーメイン・ジョンソン州下院議員と対決することになります。元プロバスケットボール選手であるジョンソン氏は、予備選で党幹部からの幅広い支持を取り付け、本選への切符を手にしました。
サウスカロライナ州では2012年に選挙プロセスが変更され、知事と副知事は本選において同一チケット(ペア)で出馬する仕組みとなっています。同州は伝統的に共和党の支持基盤が強固であり、本選においても共和党候補が有利と見られています。しかし、民主党側も進歩的な熱意を背景に、議席の積み増しを狙う構えです。
リンジー・グラハム議員の再選確定
知事選と並行して行われた連邦上院議員選挙では、現職のリンジー・グラハム氏が5人の挑戦者を退け、共和党候補として再選を確実にしました。これは2003年の就任以来、最も多くの対抗馬が出馬した選挙戦でした。グラハム氏は上院予算委員長を務め、イスラエルとイランを巡る情勢において強硬な姿勢を維持しています。この外交政策は、保守層の不満を測る指標ともなりましたが、最終的には党内での基盤の強さを示す結果となりました。
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