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2025-06-11 01:30:00
- デロイトUK(Deloitte UK)は、2025年に60人の社員をパートナーに昇進させたが、これは2024年よりも21人少なかった。
- この減少は、コンサルティング業界が厳しい経営環境に直面し続けていることを示している。
- また、最近のデロイトUKの社内メモによると、デロイトは一部のボーナスを減額し、昇進者も減らしているという。
デロイトUK(Deloitte UK)は2025年、経営にも関与する最上級職である「パートナー」に60人を昇進させた。これは前年より21人少ない。
世界四大会計事務所、いわゆるビッグフォー(Big Four)の一角をなすデロイトは、プレスリリースの中で、「2025年の昇進者の中で60人の社員が、あこがれの『パートナー』の肩書を手にした」と発表した。ちなみに前年の2024年は81人だった。
また、デロイトは、77人の社員を固定給を受け取る「サラリード・パートナー」から、会社の利益を分け合う立場の「エクイティ・パートナー」へ昇格させたとも発表した。これは前年の2倍以上の人数になったという。
「我々のパートナー制度は、デロイトUKの企業文化と市場での成功にとって、今もなお極めて重要だ」と、デロイトUKのシニアパートナー兼CEOのリチャード・ヒューストン(Richard Houston)はプレスリリースの中で述べている。
パートナーとは、企業の中で最も上位の社員だ。会社の株式を持つ「エクイティ・パートナー」は、伝統的に年間の利益の一部を分配される。一方で、株式を持たない「ノン・エクイティ・パートナー」は給与を受け取る立場だ。
市場の厳しい状況がビッグフォーに重くのしかかる中、パートナーの人数と彼らへの支払い額は減少している。
ヒューストンは、より多くのエクイティ・パートナーを任命したことについて、「これは我が社の将来と、今後の成長機会に対する自信の表れだ」と述べた。
過去1年間にイギリスのデロイトから何人のエクイティ・パートナーが退職したのかは明らかになっていない。

昇進はデロイトの会計年度終了日である2025年5月31日に合わせて発表された。会社の年間の財務報告は2025年9月に公開される予定だ。
デロイトのイギリスにおける2024年度の年間売上成長率は2.4%に鈍化し、2023年の14%成長と比べて大きく落ち込んだ。
Business Insiderが入手したヒューストンがイギリスの社員に送った最近の社内メモでは、依然として厳しい経営環境が続いていることが示唆されている。
ヒューストンは、デロイトUKの2025年度の総利益について、「前年をわずかに上回る見込みである」が、「当初の計画には届かない」と記している。
ヒューストンはメモの中で、同社は全体的に昇進者を減らす予定であり、イギリスのコンサルティング部門の社員は業績目標を「大幅に下回った」ため、年間のボーナスは約80%程度にとどめると記している。
ボーナスの減額は、コンサルティング部門のパートナーにも適用される。
デロイトUKは現在、1356人のパートナーを擁しており、新たに昇進した人が加わると、女性パートナーの割合は全体の31%、マイノリティのパートナーは12%になったと発表している。
Business Insiderが公開データを分析したところ、デロイトのライバルであるPwC(プライスウォーターハウスクーパース、PricewaterhouseCoopers)、KPMG、EY(アーンスト・アンド・ヤング、Ernst & Young)でも、イギリスのパートナーの人数は減少している。
2024年には、PwCから124人のパートナーが退職し、これは過去2年間の合計を上回る人数でだったという。EYのパートナー数も2024年には43人減少しており、KPMGは少なくとも3年連続でパートナー数が減少している。
デロイトはBusiness Insiderからのコメント要請には応じなかった。
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