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2025-12-17 10:00:00
ウクライナ当局によると、この攻撃はロシアのドローンによるもので、鉄製シェルターの外装が炎上したという。
「屋根の一部に応急処置が行われたものの、さらなる劣化を防いで長期的な原子力の安全を確保すためめには、迅速かつ包括的な修復が不可欠だ」とIAEAのラファエル・マリアノ・グロッシ(Rafael Mariano Grossi)事務局長は話している。
2025年2月のドローン攻撃により、巨大な航空機格納庫のような形をしたこのシェルターには、およそ約15平方メートルの穴が開いた。シェルターの最も高い部分は地上から約110メートルに達する。
「この攻撃によって発生した火災は数週間続き、NSC内部で廃炉作業などに使われる主要な大型クレーンも損傷を受けた」と、IAEAは2025年初めに報告している。
ドローン攻撃の後、火災を消すための現場の緊急作業によってNSCの外装に約330カ所の穴が開いていたことを、IAEAは現地調査で確認し報告した。
当初、ウクライナ当局は、シェルターが爆発物で攻撃された場合、周囲にある放射性の粉じんが散乱するおそれがあることを懸念していた。しかし当時、当局は放射能の漏出は報告されていないとしていた。
しかし、IAEAの最新の調査結果では、NSCの長期的な損傷は当初考えられていたよりも深刻である可能性が示されている。それでもシェルターの主要な構造や監視システムに対するリスクは確認されなかったとIAEAは付け加えている。
IAEAは、被害を受けたシェルターに対して大規模な修復と改修が必要だと強く求め、湿度管理の改善や腐食監視プログラムの強化も必要だと指摘した。
2025年2月のドローン攻撃後、ウクライナ当局は、「ロシアがチェルノブイリの災害現場を意図的に標的にした」と非難したが、ロシア政府は否定している。
チェルノブイリの立入禁止区域は、2022年、ロシアが戦争初期に首都キーウへの進軍を試みた際に一時的に占領された。
その後、ロシア軍は同地域から撤退し、ウクライナ当局は2022年4月にチェルノブイリの災害現場での作業を再開できていた。
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