ソニーのポータブルデバイス「PlayStation Portal」の新型モデルやPS6世代の携帯ゲーム機を示す情報が、Wi-Fi Allianceの認証文書から浮上した。米メディアのThe Vergeが報じたもので、モデル番号「CFI-Y2000」と「CFI-Y2105」の2つのデバイスがゲーム機カテゴリーに登録されている。
Wi-Fi Allianceの文書に見るCFI-Y2000とCFI-Y2105のモデル番号
ソニーの新型ハードウェアとみられる情報が、Wi-Fi対応機器の認証を行なう非営利団体「Wi-Fi Alliance」の文書から確認された。The Vergeが報じたところによると、「Gaming Console/Peripheral」のカテゴリーに分類された2つのデバイスが記載されている。登録されたモデル番号は「CFI-Y2000」と「CFI-Y2105」の2つだ。2023年に発売された初代PlayStation Portalのモデル番号は「CFI-Y1001」だったため、番号の形式上、少なくとも一方は新型のPlayStation Portalである可能性が指摘されている。
Android 15を搭載して登場する新型デバイスの基本仕様
現行のPlayStation PortalはAndroidベースで動作している。Wi-Fi Allianceの文書に記載された新しい2つのデバイスについても、同様にAndroid 15を搭載していることが確認された。ただし、今回の認証文書から具体的なスペックや性能に関する詳細は明らかになっていない。初代モデルからの主な変更点や、ハードウェアとしての具体的な進化については、現時点では公式な発表を待つ必要がある。
リーカーが示唆するOLEDディスプレイと120Hz対応の噂
新型PlayStation Portalを巡っては、今年1月から複数の情報が出回っていた。比較的信頼性の高いリーカーとして知られるKeplerL2氏は、OLEDディスプレイを搭載した新型モデルが近い将来に登場する可能性を示唆している。さらに別の情報源からは、最大リフレッシュレートが現行の60Hzから120Hzへと引き上げられるという噂も浮上した。今回の認証文書自体はこれらの噂を直接裏付けるものではないが、何らかの改良が加えられた新モデルの存在を補強するものとなっている。
据え置き型と同時期発売が噂されるPS6世代の携帯ゲーム機
今回の登録で最も注目されているのは、PlayStation関連デバイスが1台ではなく2台確認された点である。かねてより噂されているPS6世代の携帯ゲーム機についても、業界関係者の間で憶測が飛び交っている。こちらの情報はさらに限られているが、AMDの次世代Zen 6 CPUとRDNA GPUアーキテクチャを採用し、据え置き型のPS6と同時期に市場へ投入されるのではないかとの見方がある。また、ドックに接続して使用できる設計になるという予測も存在している。
リモートプレイ専用機とは異なる本体直動型の可能性
現行のPlayStation Portalは、PS5からのリモートプレイやクラウドストリーミングを主な用途とする周辺機器である。一方、噂されている新しい携帯ゲーム機はリモートプレイ用ではなく、本体側でゲームを直接動かせる「ゲーム機」になると考えられている。そのため、今回の2台はそれぞれ異なるコンセプトを持つデバイスである可能性がある。ただし、単に異なるバージョンの新型PlayStation Portalであるという見方も否定できない。
発売時期や価格設定における今後の懸念材料
これらのデバイスがいつ正式発表され、市場に投入されるのかはまだ分かっていない。Wi-Fi Allianceへの登録実績を考慮すると、比較的早い段階で何らかの動きがあるかもしれない。一方で、テクノロジー関連の部品価格が高騰を続けている現状を鑑みると、どちらのデバイスも手頃な価格帯での提供は難しいのではないかという見方がある。今後のソニーによる公式アナウンスが待たれるところだ。