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スタイリストに聞いた、職場に何を着て行けばいいか分からないZ世代に送る「仕事着」を格上げする5つのヒント | Business Insider Japan

仕事着を身につけた筆者。右は大学を卒業した後の2021年に、左は2024年に撮影。 サウダ・バイミヤ Z世代は、同僚が社会人として適切でないと感じる服装で出勤することがある。 コロナ禍でカジュアルウェアがオフィスに浸透し、標準的なドレスコードが混乱している。 Business Insiderでは、Z世代が職場で"プロ"に見えるようにするにはどうしたらいいか、専門のスタイリストに話を聞いた。 コロナ禍で大学を卒業した多くの人々と同じく、筆者も"完全リモート"でBusiness Insiderの記者として働き始めた。社会人になって最初の数カ月は、上司や同僚との打ち合わせも"オンライン"だった。 当時の筆者は、社会人としてふさわしい服をほとんど持っていなかった。わたしのワードローブに入っていたのはクロップトップ、ジーンズ、スウェットパンツ、パーカーなど、大学生活を象徴するようなアイテムばかりだった。 ニューヨークにあるBusiness Insiderのドレスコードは、スマートカジュアルでフォーマルではないと聞いていたものの、それが具体的にどういうことなのか、わたしはよく分かっていなかった。その後、会社がハイブリッドワークに移行し、わたしは職場に何を着ていけばいいか分からなかった。 オフィスに入ると、ジーンズ、シャツ、ワンピースを着ている人もいれば、クロップトップを着ている若者も何人かいた。自分のスタイルを維持しつつ、社会人としてふさわしい服装を見つけるまでに、わたしの場合は数カ月かかった。 "社会人としてふさわしい服装"とは何か、他のZ世代もわたしと同じような不安を抱えているようで、TikTokで会社のドレスコードが分からないと不満を示している。 明確でないせいで、中には同僚から見れば"適切でない"服を着ている若者もいて、専門家はそれがキャリアアップに影響を及ぼすこともあると話している。 「だらしない服装をしていると、あまり真面目ではないと思われるかもしれません」とテンプル大学フォックス・スクール・オブ・ビジネスの准教授ライアン・フォーゲル(Ryan Vogel)氏はBusiness Insiderに語った。 「自分の服装を整えるのに時間をかけないなら、同じように報告書をまとめるのにも時間をかけないと見られるでしょう」 そして、服装がだらしないと、昇進のチャンスを逃す可能性があるという。 どうすれば若い世代が"仕事着"を格上げできるか、Business Insiderではスタイリスト2人に話を聞いた。 1. 「胸からひざまで」を見せない 仕事着のマリー・エラード氏。 マリー・エラード クロップトップやミニスカートといったカジュアルウェアは職場にふさわしくないと、オーストラリア在住のスタイリスト、マリー・エラード(Maree Ellard)氏はBusiness Insiderに語った。 エラード氏はオルタナティブ・ファッションの美学とワークウェアのバランスを追求し、約600オーストラリアドル(約5万9000円)で25のアイテムを着回しするカプセル・スタイルのワードローブ作りを、750オーストラリアドルで平日用に5種類のユニークな服装を提案している。 最近のTikTokの動画では、職場でミニスカートを履いているとかがんだり、快適に座ったりできないことを紹介している。露出が多くなり過ぎるからだ。 「胸からひざまで、基本的にしっかり覆いましょう」とエラード氏はアドバイスしている。職場で胸や太もも、腹を見せる理由はないはずだと付け加えた。 そして、着心地の悪い服装は日常的なストレスを増やすだけだと同氏は話している。 「機能的に動くことができなかったり、服装を選ぶ際にただまっすぐ立っている状態だけを想定しているなら、それはやめた方がいいです」 2. 量より質 アメリカのニューヨーク在住のスタイリスト、リズ・タイヒ(Liz Teich)氏は、多くのZ世代がザラ(ZARA)といったファストファッションのチェーン店で買い物をし、質の良くないアイテムをため込んでいると指摘する。 「たくさん買わなくちゃいけないと思って、さまざまな方法でスタイリングできることを見落としています」とタイヒ氏は語った。…

スタイリストに聞いた、職場に何を着て行けばいいか分からないZ世代に送る「仕事着」を格上げする5つのヒント | Business Insider Japan

1710964627
2024-03-20 06:00:00

仕事着を身につけた筆者。右は大学を卒業した後の2021年に、左は2024年に撮影。

サウダ・バイミヤ

  • Z世代は、同僚が社会人として適切でないと感じる服装で出勤することがある。
  • コロナ禍でカジュアルウェアがオフィスに浸透し、標準的なドレスコードが混乱している。
  • Business Insiderでは、Z世代が職場で”プロ”に見えるようにするにはどうしたらいいか、専門のスタイリストに話を聞いた。

コロナ禍で大学を卒業した多くの人々と同じく、筆者も”完全リモート”でBusiness Insiderの記者として働き始めた。社会人になって最初の数カ月は、上司や同僚との打ち合わせも”オンライン”だった。

当時の筆者は、社会人としてふさわしい服をほとんど持っていなかった。わたしのワードローブに入っていたのはクロップトップ、ジーンズ、スウェットパンツ、パーカーなど、大学生活を象徴するようなアイテムばかりだった。

ニューヨークにあるBusiness Insiderのドレスコードは、スマートカジュアルでフォーマルではないと聞いていたものの、それが具体的にどういうことなのか、わたしはよく分かっていなかった。その後、会社がハイブリッドワークに移行し、わたしは職場に何を着ていけばいいか分からなかった。

オフィスに入ると、ジーンズ、シャツ、ワンピースを着ている人もいれば、クロップトップを着ている若者も何人かいた。自分のスタイルを維持しつつ、社会人としてふさわしい服装を見つけるまでに、わたしの場合は数カ月かかった。

“社会人としてふさわしい服装”とは何か、他のZ世代もわたしと同じような不安を抱えているようで、TikTokで会社のドレスコードが分からないと不満を示している。

明確でないせいで、中には同僚から見れば”適切でない”服を着ている若者もいて、専門家はそれがキャリアアップに影響を及ぼすこともあると話している。

「だらしない服装をしていると、あまり真面目ではないと思われるかもしれません」とテンプル大学フォックス・スクール・オブ・ビジネスの准教授ライアン・フォーゲル(Ryan Vogel)氏はBusiness Insiderに語った。

「自分の服装を整えるのに時間をかけないなら、同じように報告書をまとめるのにも時間をかけないと見られるでしょう」

そして、服装がだらしないと、昇進のチャンスを逃す可能性があるという。

どうすれば若い世代が”仕事着”を格上げできるか、Business Insiderではスタイリスト2人に話を聞いた。

1. 「胸からひざまで」を見せない

マリー・エラード氏

仕事着のマリー・エラード氏。

マリー・エラード

クロップトップやミニスカートといったカジュアルウェアは職場にふさわしくないと、オーストラリア在住のスタイリスト、マリー・エラード(Maree Ellard)氏はBusiness Insiderに語った。

エラード氏はオルタナティブ・ファッションの美学とワークウェアのバランスを追求し、約600オーストラリアドル(約5万9000円)で25のアイテムを着回しするカプセル・スタイルのワードローブ作りを、750オーストラリアドルで平日用に5種類のユニークな服装を提案している。

最近のTikTokの動画では、職場でミニスカートを履いているとかがんだり、快適に座ったりできないことを紹介している。露出が多くなり過ぎるからだ。

「胸からひざまで、基本的にしっかり覆いましょう」とエラード氏はアドバイスしている。職場で胸や太もも、腹を見せる理由はないはずだと付け加えた。

そして、着心地の悪い服装は日常的なストレスを増やすだけだと同氏は話している。

「機能的に動くことができなかったり、服装を選ぶ際にただまっすぐ立っている状態だけを想定しているなら、それはやめた方がいいです」

2. 量より質

アメリカのニューヨーク在住のスタイリスト、リズ・タイヒ(Liz Teich)氏は、多くのZ世代がザラ(ZARA)といったファストファッションのチェーン店で買い物をし、質の良くないアイテムをため込んでいると指摘する。

「たくさん買わなくちゃいけないと思って、さまざまな方法でスタイリングできることを見落としています」とタイヒ氏は語った。

ブレザーを具体例に、タイヒ氏は大金をはたかずとも、さまざまなスタイルに合わせることのできる質の良いアイテムを購入すべきだとアドバイスした。

リズ・タイヒ氏

仕事着のリズ・タイヒ氏。

ケイト・ハート・フィニガン

「ワンピースやドレスパンツ、ジーンズなど、さまざまなスタイリングが楽しめるブレザーはワードローブの主役になれます」とタイヒ氏は話した。

気に入らないブレザーを5着買うよりも、いいブレザーを1着買った方がずっと着られるという。

タイヒ氏は若い社会人に、eBayやPoshmark、The RealRealといったウェブサイトで質の良い中古品を探すことをお薦めしている。

そして、余裕がある人にはオーダーメイドを薦めている。既製品のメンズスーツやパンツは、身体に合っていないとだらしなく見えるので、お金を少し多く払って、自分にフィットしたものを手に入れる価値があるという。

3. 職場にふさわしい、いい靴にお金を使う

ナイキのエアフォース1といったカジュアルなスニーカーはやめて、もっとスタイリッシュな仕事用の靴を用意しようと、タイヒ氏はアドバイスしている。

「靴に関しては、わたしたちはレベルを上げる必要があります」と同氏は語った。コロナ禍以来、カジュアルな靴を選ぶ社会人が増えていて、「今ではどんな靴を履くべきか、分かっていない」という。

職場によっては、ハイヒールがふさわしくない場合もあるかもしれないが、フラットパンプスはいい選択肢だとタイヒ氏は話している。

女性の場合、ローファー、フラットパンプス、ブーティ、特定のスニーカー(流行りのスタイルやレトロなスタイルなど)も職場にふさわしいチョイスだという。

リズ・タイヒ氏

仕事着のリズ・タイヒ氏。

リズ池

男性の場合は、VejaやCommon Projects、Nisoloといったブランドのドレスシューズやブーツ、白のコートタイプ(テニス用のスニーカーのデザインをもとにしている)のスニーカーがいい。アディダスのスタンスミスやガゼル、サンバも良いチョイスだという。

正しい靴を履くだけでは十分ではない。見栄えを維持するには手入れが必要だ。ドレスシューズの場合は修理や磨きが必要になったら専門店に持ち込むこと、スニーカーの場合はクリーナーに投資することをタイヒ氏は勧めている。

同氏によると、くたびれたスニーカーは靴紐を替えたり、漂白しても復活させることができるという。

4. 遊び心はアクセサリー、ディテール、色で発揮

マリー・エラード氏

仕事着のマリー・エラード氏。

マリー・エラード

厳しいドレスコードがあるからといって、必ずしも自分のファッションセンスを犠牲にしなければならないというわけではない。

あなたの職場のドレスコードがもしビジネスカジュアルもしくはビジネスフォーマルなら、「自分のスタイルを転換」しなければならないとエラード氏は話している。つまり、自分の美学の要素を仕事着に取り入れるということだ。

同氏は機能的な服をアレンジした「ゴープコア(gorpcore)」好きな人を例に、それを仕事着にどのように反映できるか説明した。

ゴープコア好きなら、ポケットがたくさん付いたオーダーメイドのストラクチャーパンツを選ぶかもしれないし、多用途のベルトでウエストを締めるかもしれないとエラード氏は語った。

アクセサリーや色で遊び心を見せるのもいい。

「迷ったら、わたしはアクセサリーを使います」とエラード氏は話している。アクセサリーにはイヤリングやネックレス、時計、ベルト、ブレスレットだけでなく、ヘッドバンドやヘッドクリップといった髪にプラスするものも含まれる。

全身をモノクロでまとめるのもお薦めだという。鮮やかなパステルカラーもいいけれど、ネイビーやチャコールグレー、チョコレートブラウンといった落ち着いた色の方がフォーマルなオフィスにも合うとエラード氏はアドバイスしている。

5. デザイナーのロゴはできるだけ目立たないように

マリー・エラード氏

仕事着のマリー・エラード氏。

マリー・エラード

デザイナーブランドの服を着ると、全体的にまとまった印象を与えることができるが、ロゴはさりげなく、控えめにしておいた方がいい。

「派手なロゴをたくさん身につけ過ぎると(仕事着としては)不適切で、同僚に正しいメッセージが送れない可能性があると思います」とタイヒ氏は話している。

自分は自主的に考えることができると示すためにも、自分のスタイルを確立し、質の高いアイテムをワードローブに取り入れる方がいいと同氏はアドバイスしている。

「よく『今やっている仕事ではなく、自分がやりたい仕事にふさわしい服を着るべき』と言われますが、新入社員のように見られるのではなく、昇進する準備ができているように見せたいものです」


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執筆者について: nipponese

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