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2024-03-13 02:00:00
コロラド州スティームボート・スプリングス。
ザパーマー/ゲッティイメージズ
- アメリカのコロラド州スティームボート・スプリングスでは、高所得者ですら物価が高すぎて生活できなくなっているとNBCは報じた。
- 市の担当者によると、住む場所が見つけられないとして年収2500万円超の仕事を断った人も2人いるという。
- アメリカ西部のスキーの街では、住宅価格が高騰している。
アメリカの多くの田舎町が住宅価格の高騰に苦慮する中、コロラド州のある町では年収16万7000ドル(約2510万円)では解決できないほど状況が悪化しているようだ。
NBCニュースによると、コロラド州スティームボート・スプリングスでは高所得者ですら生活が苦しく、市政に影響を及ぼしているという。シティ・マネージャーのゲーリー・スーター(Gary Suiter)氏は、人事責任者を雇うことができずにいると語った。候補者は2人いたものの、2500万円超の年収が見込めるにもかかわらず、手頃な価格の住宅が見つからず辞退したという。
住宅価格の高騰に苦しんでいる小さな町は、コロラド州の北西部に位置し、州都デンバーから車で約3時間ほどの距離にあるスティームボート・スプリングスだけではない。
そして、その影響を受けているのも市の職員だけではない。100万ドル以上の家を探している医師たちですら競争に負け、現地の病院ではいくつかのポジションが空席のままになっている。また、あるスキーリゾートでは、個人で家を借りるだけのお金がないため、従業員を賃貸ホテルに泊めているとNBCは報じている。
「かつて住宅は従業員たちのもので、ホテルは宿泊客のものでした。今では住宅は宿泊客のもので、ホテルが従業員用の住まいです」とスティームボート・スキーリゾートのコミュニケーション担当ローリン・デューク(Loryn Duke)氏はNBCに語った。
Business Insiderでも以前報じたように、アメリカ西部のスキーの街では、物価が高すぎて地元住民が生活できなくなっている。コロラド州のべイルやアスペンのようなすでに物価の高いスキーの街の状況は、コロナ禍で住宅価格が高騰したことで悪化の一途をたどっている。アイダホ州ドリッグスのように、こうした状況に初めて直面しているところもある。
「静かだったこうした街は、目覚ましい変貌を遂げました」と不動産仲介を手掛けるEngel & Völkers Jackson Holeの担当者ルーク・スミス(Luke Smith)氏は2023年、ウォール・ストリート・ジャーナルに語っていた。
ドリッグスのあるティトン郡行政委員会のシンディ・リーゲル(Cindy Riegel)委員長は、既存の住民は「快適な暮らしからサバイバルモード」に変わり、生活が苦しくなって、荷物をまとめて街を去った人もいると同紙の取材に答えていた。
スティームボート・スプリングスではこうした状況が住宅争奪戦を引き起こし、問題にどう対応するかをめぐって意見が分かれているとNBCは伝えている。
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