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コストコはDEIポリシーを堅持する…反DEIの波に逆らう理由とは | Business Insider Japan

「我々のリスペクトとインクルージョンに根差した事業へのコミットメントは適切であり、なくてはならないものだ」とコストコの取締役会は株主に対して述べている。 ガビ・ショー/Business Insider コストコは、多様性への取り組みを守ることで、反DEIの波に逆らっているようだ。 昨年発表されたデータは、株主らが多様性への取り組みを大いに支持していることを示唆している。 コストコの動きは、反DEI的提案の人気に挑戦するものだ。 コストコ(Costco)の取締役会は、言葉を選ぶことなく、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(多様性、公平性、包摂性:DEI)についての同社のスタンスを支持すると述べた。DEIに寄せられる批判に堂々と挑戦する動きだ。アメリカの新政権は、この尺度に批判的な姿勢を続けている。 「我々のリスペクトとインクルージョンに根差した事業へのコミットメントは適切であり、なくてはならないものだ」と同社の取締役会は12月、保守派の全米公共政策調査センター(National Center for Public Policy Research)からの株主提案に応え、プロキシー・ステートメントに書いた。この株主提案はコストコに対してDEIへの取り組みに関する報告書を作成することを求めていた。 コストコは株主らに対し、この提案に反対票を投じるように勧めているが、これとは対照的に、大手企業数社はここ1年半で訴訟や株主提案が相次ぎ、DEIへの取り組みを縮小することを選択している。財務報告書でDEIポリシーを危険要因として言及する企業もあり、法的措置や評判への影響の可能性を指摘している。 コストコは多様性への取り組みを守ることで、反DEIの波に逆らっているようだが、逆風にもかかわらず、データは株主らが多様性への取り組みを大いに支持していることを示唆している。 全米産業審議会(Conference Board)による調査は、ダイバーシティとエクイティを対象とした株主提案の件数は、2024年1~6月の株主総会シーズン中に前年比で3倍以上となったが、同期間における反ESG(環境、社会、企業統治)的提案への支持は実際、5%から2%に下がったと指摘している。 3倍は大きいように見えるかもしれないが、実際の数は比較的少ない。こうした株主提案は2023年に5件、2024年は17件だった。分母は上場企業3000社で、これはアメリカ株式市場の大部分に相当する。 つまり、アメリカでDEI問題についての株主提案があった上場企業は全体の1%にも満たないということであり、反DEI的提案の支持率は2%にも満たないということを調査は示している。これに比べ、反ESGグループの支持を得ていない社会問題についての提案の支持率は約20%だった。 コストコの動きは、反DEI的提案の人気や、そもそもこの問題を検討する要請をひっくり返す可能性がある。 「今回の提案者による検討要請は、政策の偏りを反映するものであり、それに我々は反対するし、これ以上の検討と報告は、会社資源の有効利用にならないと考える」と質素倹約で有名な同社は述べている。 ロサンゼルス・タイムズのコラムニスト、マイケル・ヒルツィック(Michael Hiltzik)は、社会および政治問題についての企業の矛盾した立場を声高に非難してきた人物だが、コストコの「率直な回答」について肯定的に書いた。 「他の企業でも、株主、従業員そして顧客は、自分たちの利益のために、コストコの例に倣うことを望むかもしれない」とヒルツィックは述べた。 コストコの株主はこの問題について、1月23日に行われる年次株主総会で投票することになっている。ドナルド・トランプ(Donald Trump)が大統領に返り咲いた数日後だ。 トランプ次期大統領は選挙遊説の時から、DEIに批判的だった。アメリカの白人に対して不公平であるとして、連邦政府と学術界における多様性ポリシーを撤廃または見直すことを公約としていた。 #コストコはDEIポリシーを堅持する反DEIの波に逆らう理由とは #Business #Insider #Japan

コストコはDEIポリシーを堅持する…反DEIの波に逆らう理由とは | Business Insider Japan

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2025-01-14 00:00:00

「我々のリスペクトとインクルージョンに根差した事業へのコミットメントは適切であり、なくてはならないものだ」とコストコの取締役会は株主に対して述べている。

ガビ・ショー/Business Insider

  • コストコは、多様性への取り組みを守ることで、反DEIの波に逆らっているようだ。
  • 昨年発表されたデータは、株主らが多様性への取り組みを大いに支持していることを示唆している。
  • コストコの動きは、反DEI的提案の人気に挑戦するものだ。

コストコ(Costco)の取締役会は、言葉を選ぶことなく、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(多様性、公平性、包摂性:DEI)についての同社のスタンスを支持すると述べた。DEIに寄せられる批判に堂々と挑戦する動きだ。アメリカの新政権は、この尺度に批判的な姿勢を続けている。

「我々のリスペクトとインクルージョンに根差した事業へのコミットメントは適切であり、なくてはならないものだ」と同社の取締役会は12月、保守派の全米公共政策調査センター(National Center for Public Policy Research)からの株主提案に応え、プロキシー・ステートメントに書いた。この株主提案はコストコに対してDEIへの取り組みに関する報告書を作成することを求めていた。

コストコは株主らに対し、この提案に反対票を投じるように勧めているが、これとは対照的に、大手企業数社はここ1年半で訴訟や株主提案が相次ぎ、DEIへの取り組みを縮小することを選択している。財務報告書でDEIポリシーを危険要因として言及する企業もあり、法的措置や評判への影響の可能性を指摘している。

コストコは多様性への取り組みを守ることで、反DEIの波に逆らっているようだが、逆風にもかかわらず、データは株主らが多様性への取り組みを大いに支持していることを示唆している。

全米産業審議会(Conference Board)による調査は、ダイバーシティとエクイティを対象とした株主提案の件数は、2024年1~6月の株主総会シーズン中に前年比で3倍以上となったが、同期間における反ESG(環境、社会、企業統治)的提案への支持は実際、5%から2%に下がったと指摘している。

3倍は大きいように見えるかもしれないが、実際の数は比較的少ない。こうした株主提案は2023年に5件、2024年は17件だった。分母は上場企業3000社で、これはアメリカ株式市場の大部分に相当する。

つまり、アメリカでDEI問題についての株主提案があった上場企業は全体の1%にも満たないということであり、反DEI的提案の支持率は2%にも満たないということを調査は示している。これに比べ、反ESGグループの支持を得ていない社会問題についての提案の支持率は約20%だった。

コストコの動きは、反DEI的提案の人気や、そもそもこの問題を検討する要請をひっくり返す可能性がある。

「今回の提案者による検討要請は、政策の偏りを反映するものであり、それに我々は反対するし、これ以上の検討と報告は、会社資源の有効利用にならないと考える」と質素倹約で有名な同社は述べている。

#コストコはDEIポリシーを堅持する反DEIの波に逆らう理由とは #Business #Insider #Japan

執筆者について: nipponese

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