1756076179
2025-08-24 22:30:00
- ニューヨークで開催されたグーグルのイベント「Made by Google 2025」では、複数の新製品が披露されるとともに、ライバルのアップルを意識した発言が相次いだ。
- グーグル幹部らは、AIとスマートフォンを統合するという「約束」が果たされていないことや「ウォールドガーデン」に言及した。
- マーケティング担当バイスプレジデントのエイドリアン・ロフトンは、メッセージ表示をめぐる「青 vs 緑」論争について「ばかげて」おり、「うんざりする」と切り捨てた。
ニューヨークで開催されたグーグル(Google)のイベント「Made by Google 2025」では、アップル(Apple)の気配が色濃く漂っていた。
グーグルは新型スマートフォン「Pixel 10」とスマートウォッチ「Pixel Watch 4」を披露した。その一方で、ライバルのアップルを意識した発言を繰り返し、AI(人工知能)導入の遅れやiPhoneのカメラ性能、さらにはiPhoneとAndroid間のメッセージ表示をめぐる「青 vs 緑」論争にまで言及した。
イベントは、司会のジミー・ファロン(Jimmy Fallon)とグーグルのプラットフォーム&デバイス担当シニアバイスプレジデント、リック・オスターロ(Rick Osterloh)との対談で幕を開けた。ファロンがスマートフォン向けAIについて質問すると、オスターロはすかさずアップルを皮肉った。
「この分野は大きな注目を集めてきたが、率直に言って『約束』の多くは果たされていない。その点、Geminiは本物だ」
アップルは2024年に開催した自社イベント「世界開発者会議(WWDC)」で、AIスイート「Apple Intelligence」をSiriに統合すると発表した。ところが、2025年春ごろに予定されていたAIのアップデートは延期された。基本的に期日を守るアップルにとって、これは異例の事態であり、「完成度を高めるためにもう少し時間が必要だ」と説明していた。
グーグルは、この延期をネタにした新型ピクセル10の広告を8月20日に公開した。その中で、ナレーターはこう皮肉っている。
「『まもなく登場』という機能を目当てに新しいスマホを買ったのに、1年経っても『まもなく』のままだったら──『まもなく』の意味を変えるか、いっそスマホを買い替えるべきだ」
「Made by Google 2025」でのファロンとオスターロの対談では、iPhoneのカメラも話題に上った。ファロンが「iPhoneは最高の写真を撮れない」というレディット(Reddit)ユーザーのコメントを紹介すると、会場のグーグルファンからは歓声が上がり、オスターロは笑いながら「それはよく聞く」と応じた。
なお、Business Insiderはこの件についてグーグルとアップルの双方にコメントを求めたが、返答は得られていない。

ファロンが次に対談したグーグルのマーケティング担当バイスプレジデントであるエイドリアン・ロフトン(Adrienne Lofton)は、「ウォールドガーデン(壁に囲まれた庭)」に言及した。これは、iOSプラットフォームを厳格にコントロールするアップルを批判する際にしばしば使われる表現だ(アップルは以前、iOSのプラットフォーム戦略によって高い品質とデバイスのセキュリティが確保されると説明していた)。
「自社のスマートフォンでユーザーを囲い込み、特定の使い方しかできないようにしている企業がある。しかし、その方法が必ずしもユーザーの期待どおりに、あるいは必要に応じて機能するとは限らないようだ」とロフトンは述べた。
ロフトンによると、Androidは「選択の自由のために作られた、最もオープンなプラットフォーム」だという。
#グーグル新製品発表イベントでアップルを批判遅れているAI対応メッセージの色ウォールドガーデンなど #Business #Insider #Japan