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2024-05-07 22:30:00
グッチでは、2024年の第1四半期の売上が大きく落ちた。
CFOTO/将来の出版(ゲッティイメージズ経由)
- グッチなどのブランドを擁するケリングは、アジアの消費低迷で2024年前期の営業利益が45%下がると予測している。
- 同社最大のブランドであるグッチが、アジアでの売上が低迷し、18%の減収となった。
- 中国での高級品市場は苦戦しており、ケリングは競合よりも痛手が大きい。
グッチ(Gucci)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)などのブランドを擁するファッションコングロマリットのケリング(Kering)はアジアでの消費が低迷したことで、2024年は厳しいスタートとなった。
同社は、4月23日の決算報告で、2024年前期の営業収益は、前年同期より最大で45%減少すると警告した。
ケリングの株価は4月24日、8%以上下落した。
同社最大のブランドであるグッチは、イヴ・サンローランなどの他のブランドに比べて、第1四半期で収益が大幅に減少した。グッチの収益は同期間で、18%減少し、20億ユーロ(約3340億円)となった。
ケリング全体の同期間の収益は、10%減の45億ユーロ(約7510億円)となった。
「現段階で回復の道筋を見つけるのは難しい」と、フィナンシャル・タイムズ紙の記事の中で、バークレイズ(Barclays)のアナリスト、キャロル・マジョ(Carol Madjo)は述べた。
グッチは、第1四半期においてアジアで大きな減少が見られたと先日のリリースで発表した。中国に20以上の店舗を構える同ブランドは2023年、上海に新しいフラッグシップストアをオープンした。
グッチはまた、バレンチノ(Valentino)で14年間活躍した後、昨年クリエイティブディレクターとして加わった、デザイナーのサバト・デ・サルノ(Sabato de Sarno)のもと、大きな変革の真っただ中にある。彼の商品は店頭に並び始めたところだ。
そのような新しい製品を、グッチは難しい中国市場に売り込んでいる。中国は、不動産や株価が低迷し、外国人投資家はことごとく手を引いている。
ブルームバーグ(Bloomberg)のアナリストによると、2024年、中国の消費額のうち、ラグジュアリー製品は23%を占め、パンデミック前の33%から減少した。
ケリングは上場している他のラグジュアリーブランドよりも大きな打撃を受けている。先日の決算報告は中国に大きな販売網を持つ欧米企業が直面している課題を浮き彫りにしている。
ケリング以上に多数のブランドを抱え、中国への依存が小さいLVMHでは、先日の収支報告で、「ヨーロッパと中国にいる中国人顧客による大きな成長がみられる」と述べていた。中国の富裕層の中には、為替レートを利用するために日本に向かっている人もいる。
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