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イーロン・マスクはどんな本を読んできたのか?「世界屈指の起業家」を育んだ13冊 | Business Insider Japan

J.R.R. トールキン著『指輪物語』 アマゾン マスクは生まれ育った南アフリカで、小柄で口達者な子どもだったことから「マスクラット」(ネズミ科の小動物)というニックネームで呼ばれていた。 『ザ・ニューヨーカー』誌の2009年の記事によると、マスクは「孤独の中で多くのファンタジーとサイエンスフィクションを読んだ」という。とりわけJ.R.R. トールキンの『指輪物語』は、マスクが未来の自分像を形成するうえで影響を及ぼした1冊だ。 「本に登場する英雄たちはいつも世界を救う使命感を抱いていた」と、マスクは『ザ・ニューヨーカー』誌に語っている。 既に『指輪物語』を読み終え、映画『ロード・オブ・ザ・リング』も観たが、もっと「中つ国」に触れたいという人のために、『ロード・オブ・ザ・リング』テレビシリーズをAmazonが制作中だ。 アマゾン スーパーコンピュータが「人生の意味」についての「回答」を導き出す。それは「42」という数字で——。『銀河ヒッチハイク・ガイド』はそんなあらすじのSFコメディだ。 10代の頃に南アフリカで本書に出合ったマスクは、ものの考え方を形成するうえで大いに影響を受けた。 2020年2月、宇宙船から宇宙に放出されたテスラ・ロードスターのインパネに「Don’t Panic(落ち着いて!)」という言葉が刻まれていたことからも、マスクが本書にどれほど魅了されていたかがうかがい知れる。これは『銀河ヒッチハイク・ガイド』の初期の版の表紙を飾っていた言葉だ。 2015年のインタビューで、SFに登場するお気に入りの宇宙船を尋ねられたマスクは、「それはもう、『銀河ヒッチハイク・ガイド』に出てくる宇宙船でしょう。あの『無限不可能性ドライブ』を動力とした宇宙船だよ」と語った。 アマゾン マスクはたびたび、アメリカ合衆国の建国の父であり発明者としても有名なベンジャミン・フランクリンが自分にとっての英雄のひとりだと語っている。 フランクリンは、有名な凧の実験を通して雷が電気であることを初めて証明し、それが後の避雷針の発明につながった。また、2種類の光学レンズを組み合わせた二焦点眼鏡を発明した功績もある。 マスクはこのフランクリンの伝記について、「フランクリンがまさに起業家だったということがわかる」と、気候変動に取り組む非営利団体のプラットフォームFoundationのインタビューに答えて発言している。「彼は起業家でした。家出少年という、何もないところからスタートしたんですから」と語り、「彼は本当に素晴らしい」と付け加えている。 アマゾン スペースX創業時、マスクの専門領域といえばコーディングだった。しかし彼は、ロケット工学の基礎を独学で身に着けた。 独学に役立った書物のひとつが『構造の世界』。イギリスの材料科学者ジェイムス・エドワード・ゴードンが著した構造工学の一般向け解説書だ。 南カリフォルニアのラジオ局KCRWのインタビューに答えたマスクは、本書について「構造設計の入門書として非常に優れている」と紹介している。 ロケット構造に関心を持っていたマスクは、同社のCEOばかりか一時期チーフデザイナーも兼任し、スペースXのロケット「ファルコン・ヘビー」の計画・設計に深く関与していた。 マスクは、「私がチーフエンジニアやチーフデザイナーを兼務することになったのは、採用がうまくいかなかったから致し方なくね。優秀な候補者が誰も入社してくれなかったんだ」と述べている。これは2017年、マスクが火星植民地化計画について語る中での発言だ。 アマゾン ロケットという複雑なテーマを学習・習得するうえで決定的に重要な役割を果たしたのが『Ignition』だった、とマスクは述べている。 著者のジョン・D・クラークは、1960~1970年代にロケット燃料開発の分野で活躍したアメリカ人化学者だ。本書は、ロケット燃料開発分野の発展の軌跡を描くとともに、科学とはどういうものかを解説している。 マスクは本書の教えを心に銘じながら、スペースXのロケット「ファルコン・ヘビー」の開発に取り組んだ。スペースXがロケット発射用燃料の燃焼に使ったのは、低温冷却RP-1というジェット機に使われるケロシン系燃料と液体酸素だった。 本書は入手困難だが、オンラインではここから入手できる。 アマゾン マスクはたびたび、抑制のないAIの危険性について警告を発している。 2014年には「AIに細心の注意を払わなければいけない」とツイートしており、「ことによっては核兵器より危ない」と付け加えている。 また、「このコンピュータを信頼しますか?(Do You Trust This Computer?)」と題するドキュメンタリーの中で、AIは「私たちがそこから決して逃れられないような、不死身の独裁者となる可能性」があり、「我々は明らかに、いかなる人間をも凌ぐ超知性に向かって急速に進んでいる」とマスクは述べている。 こうしたリスクがいかに恐ろしいかを理解するうえで、ニック・ボストロムの『Superintelligence(超知性)』は一読の価値がある、とマスクは言う。本書は、コンピュータによる知性が人間の知性を超えると何が起きるかについて、大胆な考察を行っている。…

イーロン・マスクはどんな本を読んできたのか?「世界屈指の起業家」を育んだ13冊 | Business Insider Japan

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2024-03-09 21:30:00


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執筆者について: nipponese

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