子どもたちへの英語教育への熱意が高まる中、インターナショナルスクールや留学プログラムが注目を集めています。ますます人気が高まっている選択肢の 1 つは、イギリスの寄宿学校です。
約700人の小中高生の英国留学をサポートする英国企業ピッパズ・ガーディアンズのカントリーマネージャー、黒田依子氏がボーディングスクールの最新事情を語る短期連載。今回はイギリスの私立学校で体育とは別に教えられている「ゲーム」と呼ばれるスポーツについてお話します。日本ではあまり馴染みのないこのスポーツはどのようなスポーツで、なぜ教育に取り入れられているのでしょうか?
英国の私教育を特徴づける「ゲーム」と呼ばれるスポーツの授業
イギリスの教育について語るとき、学問と同じくらい重要なテーマは、それがスポーツとどのように関係しているかということです。特に全寮制を含む私立学校は、スポーツが得意な子も苦手な子もスポーツを楽しめる環境が整っています。
これまで特にスポーツを習ったことがなく、「どちらかというとインドア派」だった息子が、スポーツは上手いことよりも楽しむことが大事だと気づいたのはイギリスの小学校でした。
イギリスの学校に転校した初日、学校から時間割を受け取り、体育とゲームという2種類のスポーツ科目に多くの時間が費やされているのを見て驚いたのを覚えています。
イギリスの大きな特徴は、日本の体育に相当する体育の授業に加えて、ゲームという授業があることです。 PE は Physical Education の略で、学生は動きの背後にある解剖学、フィットネス、科学を理解しながら実践的なスキルを学びます。
一方、ゲームとは、週に複数回開催されるスポーツへの積極的な参加を目的としたセッションを指します。学校によって異なりますが、スポーツは季節によって異なることが多く、秋はサッカーとホッケー、冬はラグビーとクロスカントリー、夏はクリケット、水泳、テニスが一般的です。種目ごとに能力に応じてチームを編成し(学校の規模によりチーム数は異なります)、同等の能力の生徒がチームとなって練習を行います。
クライマックスは週に一度行われる他校との対抗戦。日本では選ばれたメンバーしか試合に出場できないと聞いたことがありますが、イギリスでは実力に応じてチームが編成され、各校のチームが対戦するそうです。例えば、Aチームは相手のAチームであり、Dチームは相手のDチームである。サッカーAチームとなると小学生でも高いレベルでプレーします。ものすごいスピードでゲームが展開していきます。しかし、Dチームはマイペース。ただ、どちらのチームにもキャプテンがいて戦略があって勝ち負けがあるので、AチームもDチームも選手たちは頑張っています。
同校では授業の一環として他校との交流試合が頻繁に行われており、全員に平等に参加の機会が与えられ、全員が積極的に参加している様子がとても新鮮でした。
保護者も積極的にライバルの試合を観戦
英国では、デイスクールと寄宿学校の両方が、保護者に学校間の競争試合に参加することを奨励しています。息子が通っていたロンドンのデイスクールでは、平日の午後にたくさんの親たち(特に父親!)が仕事やプライベートの時間を割いて子どもたちの試合を見に来てくれているのを見て、とても新鮮でした。フェアプレーの精神に基づき、親は子供と学校だけでなく、良いプレーを奨励します。
息子は地元の子供たちが週末に集まって練習するイギリスのラグビークラブに所属しており、秋学期はサッカーのDチームに所属していましたが、冬学期にはラグビーのBチームに所属することができました。彼にとって、先生や友達に勧められてBチームに入れたことはちょっとした誇りだったようで、今では「ラグビーなら自分もいける」と自負心を抱いている。
大会中は、ラグビー部のコーチをしている友達のお父さんたちの大声援を受けながら、スポーツの楽しさを感じることができました。
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ゲームを通じて培えるメリットの数々
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