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2025-07-27 22:30:00
- 優れたプロンプトを書くことは、AI時代において極めて重要なスキルだ。
- そのためのベストの方法をまとめたガイドを、アンスロピックが公開した。
- コツのひとつは、チャットボットを「非常に優秀だが、記憶力がよくない新入社員」と捉えることだという。
最近では、企業が収益性を高めるうえで特に重要とされているスキルのひとつが「効果的なプロンプト作成」だ。これは、チャットボットに対して望む結果を引き出すように指示を出す技術だが、そう簡単なことではない。
チャットボットは子どものようなものだ。言われたことしかやらず、それすらやらないこともある。そのため、望む結果を得るには、明確かつ具体的に指示を出す必要がある。
そこで、AIスタートアップのアンスロピック(Anthropic)が支援に乗り出した。同社はこのほど「プロンプトエンジニアリング概要」というガイドを公開し、ユーザーがプロンプト作成を始めやすくなるよう手助けしている。
このガイドは基本的にどのチャットボットにも通用する内容だが、とりわけアンスロピックのチャットボットClaude(クロード)向けに最適化されている。
Claudeを使用する際にまず最初に取り組むべきことは、このチャットボットがどのような存在なのかを正確に理解することだという。ガイドには「Claudeとは、非常に優秀だが記憶力のない新入社員のような存在であり、やり取りする際には明確な指示を出すよう心がけること」と記されている。
次にやるべきことは、質問のおおまかな構想や下書きを用意し、望ましい回答のイメージを持つことだ。アンスロピックは最初の下書きを作成するための「プロンプト生成ツール」も提供している。
そのあとはプロンプトを洗練されたものにする作業に入る。以下に、アンスロピックが推奨する主なコツを紹介する。
プロンプトは具体的に
「Claudeは、あなたの慣習、文体、ガイドライン、あるいは仕事の進め方の好みといった文脈を理解していない。何をしてほしいのか、伝え方が正確であるほど、Claudeの応答はよくなる」とアンスロピックは述べている。
プロンプトで得られた結果を何に使うのか、誰に向けたものなのか、そしてタスクの最終的な目的が何であるか、こうした情報をチャットボットに伝えることが推奨されている。
指示が整理されているほど、アウトプットの質は向上する。依頼内容を箇条書きや番号付きリストで提示することも効果的な方法だという。
プロンプトに例を含める
「例を示すことは、Claudeに求めるものを正確に生成させるための秘密兵器となる。プロンプトに適切な例を含めることで、Claudeのアウトプットの正確性、一貫性、質が劇的に向上する」
この手法は「マルチショット・プロンプティング」とも呼ばれる。例を与えることで誤解を減らし、統一された構成や文体を徹底できるという。
段階的に分解して考えさせる
「Claudeに考える余地を与えることで、そのパフォーマンスは劇的に向上する。この手法は『チェーン・オブ・ソート(CoT)プロンプティング』と呼ばれ、これによってClaudeは問題を段階的に分解して考えるよう促され、より正確で細やかなニュアンスを含んだ応答を生み出すことができるようになる」
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