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2024-05-03 06:00:00
「私は、できる限り合成農薬を口にしないようにするのがいいと考えている。アメリカの農業には、もし人々が本当に知っていたら怒り狂うってしまうような慣行がある」と、ポーランは語っている。
イチゴ
マルコス・デル・マゾ/LightRocket、Getty Images
約17年もの間、食品業界を研究してきたポーランだが、オーガニックではないイチゴはもう食べられないという。イチゴは「通常、土壌燻蒸剤などのかなり厄介な化学薬品を使って栽培されている」からだ。
繊細で浸透性のある柔らかい果皮を持つイチゴは、何年かの間、物議を醸している環境ワーキンググループ(Environmental Working Group:EWG)の「Dirty Dozen(残留農薬が多い生鮮食品12のリスト)」の中でも定番となっている。なぜなら、オーガニックではないイチゴは、市場に出回っている新鮮な果物や野菜の中でも表面の農薬レベルが最も高い傾向があるからだ。
その結果、近年オーガニックのイチゴに対する需要は急増しており、カリフォルニア州ではオーガニックのイチゴの作付面積は2008年から2019年の間に3倍に増加している(しかし、栄養学の専門家は、イチゴを食べることにはまだ多くの健康上の利点があり、従来のイチゴでも、シンクでさっと洗うことで、農薬の影響を減らすことができると強調している)。
オーガニックのイチゴは、農家が使用する化学肥料や除草剤以外では、従来のイチゴとそれほど変わらずに栽培されている。 通常、アメリカのオーガニックのイチゴの栽培では、土壌燻蒸剤や除草剤は使われていない。
「一般的に、有機質の土壌は化学物質からではなく、堆肥や下肥などから肥沃度を得ている」とポーランは話す。
「すべての場合ではないが、多くの場合、有機土壌の方がより栄養分が多い」
パン

アラン・ピットン/ヌル写真、ゲッティイメージズより
ポーランはパンや小麦もオーガニックのものを買っているという。
従来の小麦はイチゴほど評判が悪いわけではない。Dirty Dozenのリストに載っていないのは、小麦が生鮮食品として見なされていないことと、生で食べることが少ないからだ。
しかし、ある研究では、有機栽培以外の穀物には土壌中に含まれる有毒金属カドミウムが有機栽培の穀物よりも多く含まれる傾向にあることが指摘されている。ポーランは特に小麦に含まれるグリホサートの量を懸念しているという。
「小麦農家はグリホサートを収穫直前に散布している。グリホサートは除草剤であり、植物を殺すものだ」とポーランは言う。
「我々の体内のグリホサートの濃度は、以前よりもずっと高くなっている」
科学者たちは、この傾向が懸念すべきものであるかどうかについて議論を続けており、アメリカの大手穀物メーカーの中には、すでに収穫前のグリホサートの使用を段階的に廃止しているところもある。だがポーランは待っていない。
「リンパ腫との関連性が指摘され、多くの国で使用が禁止されている有毒な農薬を、収穫の直前、つまり我々が口にする時期に非常に近いタイミングで我々の食べ物に散布している」とポーランは言う。
「これはオーガニックの小麦やオーガニックのパンを購入するかなり十分な理由だ」
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