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2025-03-05 03:30:00
アップルは3月4日(現地時間)、新型タブレット「iPad(A16)」を発表した。
すでに予約は開始しており、日本では3月12日に出荷を開始する。直販価格は以下の通り(価格はいずれも税込)。
- 128GB……Wi-Fi版:5万8800円、Wi-Fi+Cellular版:8万4800円
- 256GB……Wi-Fi版:7万4800円、Wi-Fi+Cellular版:10万800円
- 512GB……Wi-Fi版:11万800円、Wi-Fi+Cellular版:13万6800円
iPad(A16)は、「iPad(第10世代)」と何が違う?

iPad(A16)は、2022年10月発売の「iPad(第10世代)」の後継機に当たるモデルだ。
主な変更点は2つ。搭載するチップセットと、ストレージ構成の変更になる。
先代のiPad(第10世代)が搭載していたチップセットは「A14 Bionic」。これは2020年10月発売の「iPad Air(第4世代)」や「iPhone 12」シリーズと同じもの。
一方、iPad(A16)は製品名の通り「A16」を搭載。2022年9月発売の「iPhone 14 Pro」シリーズや、2023年9月発売の「iPhone15」「iPhone 15 Plus」が、「A16 Bionic」を搭載していた。
アップルは、iPad(第10世代)との比較で約30%高速になったとアピール。また、2021年9月発売の「iPad(第9世代)」と比べ、全体的なパフォーマンスが最大50%向上したとしている。
ストレージ構成は、先代のiPad(第10世代)が64GBと256GBの2種類だったが、iPad(A16)は128GB、256GB、512GBの3種類になり、最小容量と種類が増えた形。
そのほか、アップルのスペック表などではiPad(A16)のディスプレイが11インチ、iPad(第10世代)が10.9インチとなっているが、実際にはいずれも10.86インチで変更はない。
Wi-Fi+Cellular版の対応SIMカードについて、iPad(第10世代)ではnano-SIMとeSIMの両方に対応していたが、iPad(A16)はeSIMのみに対応している。
カメラは正面も背面も12MPで、USB-Cコネクターを採用。
対応するApple Pencilは「Apple Pencil(USB-C)」と「Apple Pencil(第1世代)」で、Apple Pencil(第1世代)を使う場合はUSB-C – Apple Pencilアダプターが必要になる(いずれも別売)。生体認証は側面にあるトップボタンのTouch ID(指紋認証)を利用できる。
「入門機」「文教用」としてのiPad
はっきり言えば、iPad(A16)はあまり変わり映えのしないアップデートだが、アップルの最近の潮流と比べるとその狙いはハッキリする。
iPad(A16)はアップルが現在最も注力し、4月初旬に日本語対応予定のApple Intelligence」には非対応となっている。
このタイミングの新製品で「AI非対応」の理由は、やはり価格だろう。
AirでもProでもないiPad(無印)シリーズは教育(文教)市場での引き合いもあるデバイスだ。AI対応のためにはある程度の処理性能とメモリー容量が必要で、同市場で戦うには「高いデバイス」になってしまう。
日本では2024年度から「GIGAスクール構想 第2期」が始まっており、2025年も教育市場向けのデバイスの需要は高いと見られる。
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