第38回出雲全日本大学選抜駅伝の区間エントリーが10月9日に締め切られた。3連覇を目指す國學院大は髙石樹をアンカーに配置。中大は10000m27分台の選手を4人登録するなど、各校が戦略的なオーダーを組んだ。大会は10月12日午前9時10分にスタートする。
國學院大は髙石樹をアンカーに起用
3連覇を狙う國學院大は、最長区間の6区に10000m27分台の髙石樹(2年)を配置した。1区には浅野結太(3年)を起用するなど、3年生を4人投入する布陣を敷いている。前回4区で区間新記録を樹立した辻原輝(4年)は3区に回った。一方で、主将でエースの野中恒亨(4年)は補員登録となった。当日朝に最大2人まで選手変更が可能となっており、今後の配置転換が注目される。
中大は10000m27分台の選手を4人登録
中央大学はスピードを重視したエントリーを見せた。10000mで27分台の記録を持つ選手を計4人登録している。1区には主将の藤田大智(4年)を据え、2区にはエースの岡田開成(3年)を起用した。アンカーの6区には、5000mで13分21秒99の記録を持つ栗村凌(1年)が配置されている。序盤から攻めのレースを展開し、上位進出を狙う構えだ。

早大は鈴木琉胤を3区に配置
早稲田大学は、2区にスピードのある本田桜二郎(1年)、3区に鈴木琉胤(2年)を起用するオーダーを組んだ。アンカーの6区には工藤慎作(4年)が配置されている。力のある選手として期待される増子陽太(1年)は補員に回った。各校とも補員に主力を残すケースが目立ち、当日の変更枠を活用した最終的な戦術が勝敗を左右することになりそうだ。
他大学の主力配置とレース展望
青学大は3区に飯田翔大(3年)を起用するなど、3年生を3人組み込んだ。箱根駅伝総合3位の順大は、2区に吉岡大翔(4年)、3区に井上朋哉(2年)を配置し、前半での主導権確保を狙う。駒大は桑田駿介(3年)、創価大は小池莉希(4年)をアンカーに据えた。帝京大の楠岡由浩(4年)や日大のシャドラック・キップケメイ(4年)は3区に名を連ねている。
出雲駅伝は10月12日、島根県出雲市の出雲大社正面鳥居前をスタートし、出雲ドーム前でフィニッシュする6区間45.1kmのコースで実施され、今回から午前9時10分スタートへと変更となっている。
アイビーリーグ選抜はグラハム・ブランクスが補員に
米国アイビーリーグ選抜は、5000mで12分台の記録を持つグラハム・ブランクスを補員として登録した。その他のメンバーにはN.ベンドツェン(プリンストン大)らが名を連ねている。各チームは当日朝の最終変更を経て、島根の地で号砲を迎える。補員に回った実力者がどの区間に投入されるのか、レース当日のオーダー変更が鍵を握る。