2026年5月18日、米国株式市場はテクノロジー株の売りが重石となり、S&P 500指数とナスダック総合指数が続落しました。S&P 500は0.07%下落し7,403.05で取引を終え、ナスダックは0.51%安の26,090.73となりました。一方、ダウ平均株価は0.32%上昇し、49,686.12で引けています。
テック株の低迷と市場の動揺
5月18日の米国株式市場は、主要指数間で明暗が分かれる展開となりました。テクノロジーセクターへの売り圧力が市場全体を押し下げ、S&P 500とナスダックは2営業日連続の下落を記録しました。投資家は中東情勢の緊迫化を注視しつつ、原油価格や債券利回りの動向を慎重に見極めています。
特に半導体関連銘柄の下げが顕著でした。シーゲイト・テクノロジー(Seagate)は、JPMorgan主催の会議においてCEOが新工場の建設には 時間がかかりすぎる
と言及したことを受け、株価が約7%急落しました。この発言は、メモリー半導体業界において需要の急増に応える供給能力が不足しているとの懸念を強め、関連銘柄の売りを誘発しました。マイクロンテクノロジー(Micron Technology)は同調して約6%下落したほか、ウエスタンデジタル(Western Digital)が4.8%安、サンディスク(Sandisk)が5.3%安となりました。また、エヌビディア(Nvidia)やブロードコム(Broadcom)といった人工知能(AI)関連銘柄も、それぞれ1%の下げを記録しました。
債券利回りの上昇とマクロ経済の背景
株式市場の重荷となっているのは、世界的な国債利回りの上昇です。米国の30年物国債利回りは約1年ぶりの高水準に達しました。英国でも30年物ギルト債の利回りが1990年代後半以来の水準まで上昇しており、日本の長期国債利回りも同様の動きを見せています。
金利上昇は、これまで市場の最高値更新を牽引してきたテクノロジー株にとって逆風となります。5月15日の金利急騰を受け、ナスダック100指数は3月27日以来の大きな下げ幅を記録しました。市場関係者は、成長株のバリュエーション調整が、こうした金利環境の変化によって加速していると見ています。
ダウ平均の堅調さと今後の展望
主要指数が軟調に推移する中で、ダウ工業株30種平均は159.95ポイント(0.32%)上昇し、49,686.12で取引を終えました。テック株への集中投資から、より広範なセクターへの資金循環が示唆される動きですが、市場全体としては先週の記録的な高値更新後、利益確定売りが優勢な局面が続いています。 The sharp increase in interest rates is likely to continue weighing on technology stocks, which have been the driving force behind recent market fluctuations, as investors remain cautious about the outlook for the sector.