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2025-12-24 23:00:00
FANG+に、新しい物語が加わりました。
FANG+指数は12月22日、銘柄の入れ替えを発表。今回退場したのは、サービスナウ(ServiceNow)。代わりに投入されたのが、パランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies)です。
FANG+指数といえば、株式投資の”アベンジャーズ”。その時点で最も存在感のあるテック企業10社を均等に組み入れる指数として、関連ファンドは高い人気を誇ります。
にしても、パランティアって? そんな疑問を持つのは、私だけではないはず。
とりあえず、パランティアのイメージといえば……もじゃもじゃ頭のCEO、アレックス・カープ。それに、創業者である投資家ピーター・ティールも有名です。
あと、AIに関する政府機関向けビジネスで、手堅くやっているというイメージもあるでしょう。でも、具体的に何をしているのか? なかなかひと言では、説明できません。
パランティアは「AI界のメッシ」である――。ウェドブッシュ証券(Wedbush Securities)のアナリスト、ダン・アイブス氏はそう表現しました。
サッカー界のレジェンド、リオネル・メッシ。小柄な体格ながら、「神の所業」と呼ばれる戦術眼を持つ、2022年W杯で優勝したアルゼンチン代表の”ゲームメイカー”です。
この比喩は、パランティアの立ち位置をよく表していると言えるでしょう。
2025年は「AIエージェント元年」とも言われました。自律的に判断し、行動するAIが注目を集めたのです。しかし、同時に浮上したのが「ミスをしたとき、誰が責任を取るのか」という問題。そこで評価され始めているのが、パランティアのAIP(Artificial Intelligence Platform)なんです。
AIPとは、組織が保有するデータと生成AIを”安全に”連携させ、実際の”業務プロセスに組み込む”プラットフォーム。AIにすべてを任せるのではなく、権限やルールを明確にした上で、人間が最終判断を下せる設計になっています。
わかりやすく表現すると、AIエージェントは自分で動けるけど、暴走もありえなくもない「優秀な部下」。その一方、AIPはすべてを俯瞰して、神がかった助言で勝ち筋を示す“ゲームメイカー”といえるかもしれません。
パランティアの時価総額は現在、約4431億ドル。先述のアイブス氏は、「3年以内に時価総額1兆ドルに達する」と予測しています。
“AI界のメッシ”を迎え入れたFANG+、さらなる飛躍を期待したいですね。
※本記事は取材対象者の知識と経験に基づいて投資の選定ポイントをまとめたものですが、事例として取り上げたいかなる金融商品の売買をも勧めるものではありません。本記事に記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失については、筆者、発行媒体は一切責任を負いません。投資における最終決定はご自身の判断で行ってください。
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