リアリティ番組「The Valley」に出演するジャックス・テイラーとブリタニー・カートライトの離婚手続きが、法的な接近禁止命令の応酬へと発展している。ロサンゼルスの裁判所は、8月27日、カートライトが申請したテイラーに対するドメスティック・バイオレンス(DV)防止を目的とした接近禁止命令を認め、テイラーに対し100ヤード(約91メートル)以内の接近禁止を命じた。
接近禁止命令の応酬と離婚手続きの激化
これに対し、テイラー側もカートライトに対する独自の接近禁止命令を求めて裁判所に申し立てを行った。テイラーは、カートライトが自身のビジネス上の取引を妨害し、虚偽の情報を流布していると主張している。
カートライトによる虐待の告発と裁判所の判断
カートライトは、離婚の背景にある長年の虐待を詳細に指摘している。彼女の申し立てによると、テイラーは「物理的な暴力、経済的虐待、感情的・心理的な虐待、ガスライティング、強圧的支配」を繰り返してきたとされる。
具体的な事例として、カートライトはテイラーが「魚のように内臓をえぐり出す」といった殺害予告や、家具を投げつけて自身に怪我を負わせたこと、iPhoneやiPadの破壊、承諾なしでの私物やジュエリーの持ち出しなどを挙げている。さらに、テイラーが自身のSNSアカウントに無断でアクセスしたり、会話内容を公開したりすることで恐怖を感じていると訴えた。
テイラーはこれらの虐待疑惑を否定している。テイラーは自身のInstagramで、かつての自身の振る舞いについて「恥じており、全責任を負う」と述べつつ、2024年当時の自身の状況は「人生で最も暗い時期であり、依存症の真っ只中だった」と説明した。現在、テイラーは治療とセラピーを継続しており、21ヶ月間の断酒を維持していると主張している。
ビジネスへの影響と「結婚指輪」を巡る争い
テイラーは、カートライトの行動が自身のキャリアを「破壊」しようとしていると強く非難している。テイラーの主張によれば、カートライトは彼の雇用主やパートナー企業に対し、彼を雇用しないよう脅迫的な連絡を繰り返しているという。

テイラーは、この妨害により、17万5000ドルの報酬が見込まれていたFoxのテレビシリーズ「Special Forces」への出演機会を失ったと述べている。テイラーは、自身の貯蓄が急速に減少しており、生活を立て直すために働く権利を求めていると訴えた。
また、両者の間では、推定8万ドル相当とされる結婚指輪とバンドの所有権も争点となっている。カートライトはこれらが自身の特有財産であると主張しているが、テイラーは8月21日付のメールで「裁判所が判断するまで指輪は返さない」と伝えたと報じられている。
今後の展望と子供の養育
テイラーは、自身の目標について「断酒を維持し、精神的な健康を保ち、クルーズにとって最高の父親になること」だと述べている。一方、公の場に姿を現したカートライトは、ファンからの支持に対して感謝の意を示し、「私は大丈夫」と現状を伝えた。

現在、テイラーは自身の広報担当者であるロリ・クレブスと交際していることが報じられており、両者の離婚手続きおよび裁判所の命令を巡る法的な争いは、今後も継続する見通しである。