By Makiko Yamazaki
東京(ロイター) – 水曜日のロイター月例世論調査で、日本の製造業は10月の景況感に一段と自信を示したものの、中国経済の回復ペースについては引き続き警戒していることが示された。
調査では、日本のまだら模様の経済状況を反映して、サービス部門のムードが和らいだことが示された。
日銀四半期景気調査を綿密に追跡しているロイター短観によると、製造業のセンチメント指数は10月にプラス7となり、9月のプラス4から上昇した。
今回の調査では、9月25日から10月4日までに非金融大手企業506社が調査対象となり、匿名を条件に241社が回答した。
日本にとって米国に次ぐ第2位の輸出先である中国は9月24日、積極的な景気刺激策を発表し始めた。
日本の幅広いセクターで景況感の改善が報告され、特に化学と食品が上昇を牽引した。
化学メーカーのマネージャーは調査で「電子材料セクターの予想を上回る回復が見られる」と述べた。
あるエレクトロニクスメーカーのマネージャーによると、メモリーチップメーカーの業績は特に好調だという。
調査によると、製造業は今後3カ月間で景況感がさらにプラス9まで上昇すると予想している。
しかし、複数のセクターの経営者らは中国経済の低迷に懸念を表明した。
ある機械メーカーのマネージャーは「中国経済の減速を受けて、当社の顧客は設備投資の増加に慎重になっている」と述べた。
ロイター短観のサービス部門指数は9月のプラス23から10月のプラス20と4カ月連続で低下し、運輸部門と卸売部門が最も地合いの落ち込みが大きかった。これは昨年2月以来の低水準となった。
「エネルギーコストの上昇と為替の影響を価格設定に完全に転嫁することができていない」と卸売業者のマネージャーは書いている。
中国経済の減速、不安定な天候、円高も、非製造業が景況感低下の理由として挙げた。
しかし、サービスセクター企業は、情報システムへの旺盛な投資や外国人観光客支出に支えられ、同指数が1月にはプラス22に回復すると予想している。
ロイター短観指数は、楽観的な回答の割合から悲観的な回答の割合を差し引いて計算されます。プラスの数字は、楽観主義者の数が悲観主義者を上回っていることを示しています。
(取材:山崎真紀子、編集:ジェイミー・フリード)
#10月に日本製造業の信頼感が高まるも中国への懸念は残る