北海道が収まる火星の巨大火山
火星にそびえるオリンポス山は、太陽系最大の大きさを誇る火山である。gizmodo.jpによると、直径はおよそ600キロメートルであり、北海道が収まるほどの広さを持つ。山頂は周囲の平原から2万4000メートルも高くそびえており、頂上のカルデラには富士山がすっぽり入ってしまうほどの規模を誇る。火星の低い表面重力と頻繁な噴火活動が組み合わさることで、大量の溶岩流が現在のかたちに固まったと推測されている。
高層ビル並みの高さを持つ冥王星の氷の剣
月より小さな冥王星はかつて太陽系第9惑星であったが、2006年に準惑星へ降格した。gizmodo.jpの報道によると、2015年にNASAの無人探査機ニュー・ホライズンズがフライバイに成功し、その表面の驚くべき姿が明らかになった。表面に霜のように細かく粒だって見えるのは「ペニテンテ」と呼ばれる巨大な氷の剣である。高層ビル並みの高さを誇り、最長500メートルに達する。数百万年前に表面で凍ったメタンが高度の高い場所から少しずつ気化していった結果、このようなかたちに風化したと考えられている。
出現と消滅を繰り返すタイタンの幻の島
土星の衛星タイタンは、分厚い大気に覆われメタンとエタンの雨が降る太陽系でもっとも異質な場所のひとつである。gizmodo.jpによると、NASAのカッシーニが2013年にタイタンの大海のひとつであるリゲイア海で260平方キロメートルほどの島を発見した。しかし、発見から数ヶ月後には完全に消え去り、その後2014年に再び出現した。これが波、泡、流氷、三角州、あるいは季節の変わり目に応じる現象のいずれであるのかは、まだはっきりしておらず多くの謎に包まれている。
アメリカの10倍の深さを誇るミランダの断崖
天王星の衛星ミランダには、深さ20キロメートルにも及ぶヴェローナ断崖が存在している。gizmodo.jpの報道によれば、これはアメリカのグランドキャニオンの10倍の深さに相当する。直径470キロメートルの小さな衛星ミランダは重力も非常に小さいため、NASAによれば、断崖のてっぺんから飛び降りてもたぶん無傷ですむとされている。ただし、下に着くまで12分もかかるため、現実には地殻変動の歴史を物語る重要な地形として科学的な関心を集めている。