東京・新宿歌舞伎町の「トー横」で活動していた佐藤光容疑者(25)が、16歳の少女のわいせつな動画を撮影した疑いで逮捕されました。警視庁が押収したスマートフォンからは、少女に錠剤を飲ませようとする音声や、約100点のわいせつ動画が見つかっています。
一斉補導がきっかけで発覚した余罪
今回の逮捕は、2026年2月に「トー横」周辺で実施された一斉補導が端緒となりました。当時、ホテル街から歩いてきた佐藤容疑者と少女に捜査員が職務質問を行った際、佐藤容疑者は少女との関係について「親から公認を受けている」「一緒にお風呂に入るが性行為はしない」などと説明していました。不審を抱いた捜査員がスマートフォンを確認したところ、非表示フォルダ内に少女が写るわいせつな動画が発見されました。この発見をきっかけに捜査が進められ、今回の逮捕に至りました。
「倫理観や危機管理が甘くなっていた」との供述
取り調べに対し、佐藤容疑者は「ホテルでオーバードーズをしているときに撮影した」と認め、少女が16歳であることも認識していたと供述しています。自身の行為について「法律で禁止されていることは知っていた」と述べつつも、「歌舞伎町に長くいることが原因で、自分の倫理観や危機管理が甘くなっていた」と心情を明かしました。長期間にわたり歌舞伎町の環境下で過ごしていたことが、こうした犯行を繰り返す背景にあったとみられています。
スマートフォンから見つかった100点の動画
佐藤容疑者のスマートフォンからは、他にも多数のわいせつ動画が発見されています。その数は約100点にのぼり、このうち21点は18歳未満の少女が対象であるとみられています。警視庁は、佐藤容疑者がこれまでにも同様の行為を常習的に繰り返していた可能性が高いとみて、余罪の有無や詳細な経緯について捜査を継続しています。
- 佐藤光容疑者(25)のスマートフォンから見つかった動画:約100点
- うち18歳未満の少女とみられる動画:21点
- 容疑者の供述:「歌舞伎町に長くいることが原因で倫理観が甘くなっていた」
今後の捜査と実態解明へ
警視庁は現在、押収したスマートフォンの解析をさらに進め、動画の撮影時期や被害に遭った少女の特定を急いでいます。佐藤容疑者が「トー横」という場所でどのような役割を果たし、少女たちとどのような関係を築いていたのか、その実態解明が今後の捜査の焦点となります。社会的な問題となっている「トー横」界隈での若年層をめぐるトラブルについて、警察は引き続き警戒を強める方針です。