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ポルトガルの土地を買って、6カ月で「タイニーハウス」を自ら建てた30代夫婦。いまは建設の解説書を約7万円で販売している | Business Insider Japan

完成した小屋の外に立つペペ氏(左)とエウヘニア氏(右)。モダンハウスキャビンポルトガルのアレンテージョ地方の空き地に、ある夫婦がタイニーハウス(狭小住宅)を建てた。ペペ・ロメロ氏とエウヘニア・ディアス氏は、6カ月をかけ、家をすべて手作業で建設したという。現在彼らは、自分の小屋を建てる方法を教えるガイドブックを 399 ユーロ(約7万1000円)で販売している。約1500万円を投じて、輸送用コンテナを「住居」に改築した夫婦。いずれエアビーで貸し出すつもりだ | Business Insider Japanペペ・ロメロ氏とエウへニア・ディアス氏(ともに取材時は35歳)は、劇的なライフスタイルの変化の経験者である。エウヘニア・ディアス氏(左)とペペ・ロメロ氏(右)。モダンハウスキャビン夫婦は大学卒業後の2012年にスペインからロサンゼルスに移住したと、ロメロ氏はBusiness Insiderに語った。ディアス氏は医学の経歴を持っていたが、2014年に転身してハンドバッグブランドを立ち上げた。ブランドが成長するにつれ、ロメロ氏は建築事務所の仕事を辞め、経営を手伝うようになった。5年後の2019年、夫婦はライフスタイルを変えたいと考え、事業を閉鎖することを決めた。「キャンピングカーを作り、数カ月間ヨーロッパを旅していた時に、自分たちの家を建てるというアイデアが頭に浮かんだ」とロメロ氏は語った夫婦が改造し、ヨーロッパを旅したキャンピングカー。モダンハウスキャビンロメロ氏は、家を建てる決断の一因として、キャンピングカーを改造した経験があると語った。「中古の空の貨物バンを購入した際、キャンピングカーに改造するための見積もりはどれも非常に高額で、支払えるものではなかった。仕方なく自分たちで改造することになり、その経験から、努力して勉強すれば何でもできると気づいた」と、ロメロ氏は語る。バンの改造を終え、彼らは自らの手で作業することの楽しさに気づいた。そして、その精神を「小さな小屋の建設」という新たなプロジェクトに活かすことにした完成した小屋の外観。モダンハウスキャビン「家を建てるにあたり、誰かに依頼することは望まなかった。自分たちで行う喜びをすでに味わっていたからだ」と、ロメロ氏は述べた。こうして夫婦は、ポルトガル・アレンテージョ地方の田舎に小さな小屋を建てることにした。小屋は人口約30人の小さな町にひっそりと佇んでおり、住民のほとんどは生涯をこの場所で過ごしてきた高齢者であると、彼は付け加えた。小屋は、隣人の土地に続く未舗装の私道の脇に建っている。「私は建築設計に長年携わり、エウヘニアの職業はデザイナーだが、二人ともバンを改造するまで、実際に何かを作ったことはなかった」と、彼は語った。夫婦は当初、自分たちでリノベーションできる老朽化した家を探していた小屋の金属製基礎工事に取り組むロメロ氏とディアス氏。モダンハウスキャビン「既存の建物を改修する方が簡単で実現しやすいように思えたが、私たちが見つけた老朽化した家は、どれも求めていたものではなかった」と、ロメロ氏は語った。彼らが見つけた建物の多くは違法で、手入れも不十分だったという。「数カ月後、空き地を探して、自分たちの望むものを一から設計し、建てるのはどうかと、エウヘニアに提案した」と、ロメロ氏は語った。「数週間で土地を見つけ、契約書に署名し、キャンピングカーでそこに引っ越し、暮らし始めた」ロメロ氏とディアス氏が購入した土地は約1.2エーカー(約4800平方メートル)だが、小屋が占める面積はごく一部だロメロ氏が小屋の骨組みを設置する様子。モダンハウスキャビン「私たちは自給自足をすることで生活費を下げたいと考えていた。そのためには自分たちで食べ物を育てる必要があったので、土地の広さはかなり重要だった」と、ロメロ氏は述べた。また、広さがあることで隣人との距離が近くなりすぎず、彼らが望んでいたプライバシーが確保できたとも語った。「この土地で暮らし始めて数年経ち、自分たちの食べ物を育てるのにそれほど広いスペースは必要ないと気づいた」と、彼は付け加えた。土地の購入価格は明かされなかった。外部からの手助けをほとんど受けず、夫婦は自力で設計図を描き、小屋全体を建設した小屋の黒い外壁を取り付けるディアス氏とロメロ氏。モダンハウスキャビンロメロ氏は、最初の数日が最も大変だったと語った。「この小屋の建設を始めたとき、『自分たちの手に負えないことをしてしまったのではないか』と自問したのを覚えている」と彼は述べた。幸いにも、彼らはその土地の前の所有者と友人になり、彼らは親切に支援してくれた。「最初の数日間、彼らがそばにいてくれたことは本当に助かった。あの数日間が最も複雑な時期だっただけに、本当に大きな後押しになった」と、ロメロ氏は語った。夫婦は2020年12月に小さな小屋の建設を開始し、初めはバンで生活していた夫婦は小屋の隣に設置した即席の作業台で、作業を進めた。モダンハウスキャビン天候自体が課題だった。「その12月は、この地域の住民が記憶する限り最も雨が多かった。寒く、湿気が多く、ぬかるんでいた」とロメロ氏は述べた。夫婦は、バンの屋根に設置された350ワットのソーラーパネルしか持っておらず、電力はほとんどなかった。「冬の間は日照時間が短くなるため、ソーラーパネルだけでは1日の電力を賄うのに十分ではなかった。太陽が出てくるたびに、電動工具のバッテリーを充電する必要があった」と、彼は付け加えた。ロメロ氏とディアス氏は、完成前の2021年1月に、小屋に住み始めた小屋の内壁を研磨するエウヘニア氏。モダンハウスキャビンバンは旅行には便利だったが、寒い時期に暮らすのには快適とは言えなかったと、ロメロ氏は言う。「玄関ドアはまだ半分しか取り付けられておらず、窓もなかったと思うが、開口部をプラスチックとテープで塞いで、とにかくそこで暮らし始めた」と、彼は述べた。次ページ小屋の中身は、ミニマリストなデザイン #ポルトガルの土地を買って6カ月でタイニーハウスを自ら建てた30代夫婦いまは建設の解説書を約7万円で販売している #Business #Insider #Japan

ポルトガルの土地を買って、6カ月で「タイニーハウス」を自ら建てた30代夫婦。いまは建設の解説書を約7万円で販売している | Business Insider Japan

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2025-11-29 08:30:00

完成した小屋の外に立つペペ氏(左)とエウヘニア氏(右)。
モダンハウスキャビン
  • ポルトガルのアレンテージョ地方の空き地に、ある夫婦がタイニーハウス(狭小住宅)を建てた。
  • ペペ・ロメロ氏とエウヘニア・ディアス氏は、6カ月をかけ、家をすべて手作業で建設したという。
  • 現在彼らは、自分の小屋を建てる方法を教えるガイドブックを 399 ユーロ(約7万1000円)で販売している。
約1500万円を投じて、輸送用コンテナを「住居」に改築した夫婦。いずれエアビーで貸し出すつもりだ | Business Insider Japan

約1500万円を投じて、輸送用コンテナを「住居」に改築した夫婦。いずれエアビーで貸し出すつもりだ | Business Insider Japan

ペペ・ロメロ氏とエウへニア・ディアス氏(ともに取材時は35歳)は、劇的なライフスタイルの変化の経験者である。

エウヘニア・ディアス氏(左)とペペ・ロメロ氏(右)。
エウヘニア・ディアス氏(左)とペペ・ロメロ氏(右)。
モダンハウスキャビン

夫婦は大学卒業後の2012年にスペインからロサンゼルスに移住したと、ロメロ氏はBusiness Insiderに語った。ディアス氏は医学の経歴を持っていたが、2014年に転身してハンドバッグブランドを立ち上げた。ブランドが成長するにつれ、ロメロ氏は建築事務所の仕事を辞め、経営を手伝うようになった。

5年後の2019年、夫婦はライフスタイルを変えたいと考え、事業を閉鎖することを決めた。

「キャンピングカーを作り、数カ月間ヨーロッパを旅していた時に、自分たちの家を建てるというアイデアが頭に浮かんだ」とロメロ氏は語った

夫婦が改造し、ヨーロッパを旅したキャンピングカー。
夫婦が改造し、ヨーロッパを旅したキャンピングカー。
モダンハウスキャビン

ロメロ氏は、家を建てる決断の一因として、キャンピングカーを改造した経験があると語った。

「中古の空の貨物バンを購入した際、キャンピングカーに改造するための見積もりはどれも非常に高額で、支払えるものではなかった。仕方なく自分たちで改造することになり、その経験から、努力して勉強すれば何でもできると気づいた」と、ロメロ氏は語る。

バンの改造を終え、彼らは自らの手で作業することの楽しさに気づいた。そして、その精神を「小さな小屋の建設」という新たなプロジェクトに活かすことにした

完成した小屋の外観。
完成した小屋の外観。
モダンハウスキャビン

「家を建てるにあたり、誰かに依頼することは望まなかった。自分たちで行う喜びをすでに味わっていたからだ」と、ロメロ氏は述べた。

こうして夫婦は、ポルトガル・アレンテージョ地方の田舎に小さな小屋を建てることにした。小屋は人口約30人の小さな町にひっそりと佇んでおり、住民のほとんどは生涯をこの場所で過ごしてきた高齢者であると、彼は付け加えた。小屋は、隣人の土地に続く未舗装の私道の脇に建っている。

「私は建築設計に長年携わり、エウヘニアの職業はデザイナーだが、二人ともバンを改造するまで、実際に何かを作ったことはなかった」と、彼は語った。

夫婦は当初、自分たちでリノベーションできる老朽化した家を探していた

小屋の金属製基礎工事に取り組むロメロ氏とディアス氏。
小屋の金属製基礎工事に取り組むロメロ氏とディアス氏。
モダンハウスキャビン

「既存の建物を改修する方が簡単で実現しやすいように思えたが、私たちが見つけた老朽化した家は、どれも求めていたものではなかった」と、ロメロ氏は語った。

彼らが見つけた建物の多くは違法で、手入れも不十分だったという。

「数カ月後、空き地を探して、自分たちの望むものを一から設計し、建てるのはどうかと、エウヘニアに提案した」と、ロメロ氏は語った。「数週間で土地を見つけ、契約書に署名し、キャンピングカーでそこに引っ越し、暮らし始めた」

ロメロ氏とディアス氏が購入した土地は約1.2エーカー(約4800平方メートル)だが、小屋が占める面積はごく一部だ

ロメロ氏が小屋の骨組みを設置する様子。
ロメロ氏が小屋の骨組みを設置する様子。
モダンハウスキャビン

「私たちは自給自足をすることで生活費を下げたいと考えていた。そのためには自分たちで食べ物を育てる必要があったので、土地の広さはかなり重要だった」と、ロメロ氏は述べた。

また、広さがあることで隣人との距離が近くなりすぎず、彼らが望んでいたプライバシーが確保できたとも語った。

「この土地で暮らし始めて数年経ち、自分たちの食べ物を育てるのにそれほど広いスペースは必要ないと気づいた」と、彼は付け加えた。

土地の購入価格は明かされなかった。

外部からの手助けをほとんど受けず、夫婦は自力で設計図を描き、小屋全体を建設した

小屋の黒い外壁を取り付けるディアス氏とロメロ氏。
小屋の黒い外壁を取り付けるディアス氏とロメロ氏。
モダンハウスキャビン

ロメロ氏は、最初の数日が最も大変だったと語った。

「この小屋の建設を始めたとき、『自分たちの手に負えないことをしてしまったのではないか』と自問したのを覚えている」と彼は述べた。

幸いにも、彼らはその土地の前の所有者と友人になり、彼らは親切に支援してくれた。

「最初の数日間、彼らがそばにいてくれたことは本当に助かった。あの数日間が最も複雑な時期だっただけに、本当に大きな後押しになった」と、ロメロ氏は語った。

夫婦は2020年12月に小さな小屋の建設を開始し、初めはバンで生活していた

夫婦は小屋の隣に設置した即席の作業台で、作業を進めた。
夫婦は小屋の隣に設置した即席の作業台で、作業を進めた。
モダンハウスキャビン

天候自体が課題だった。

「その12月は、この地域の住民が記憶する限り最も雨が多かった。寒く、湿気が多く、ぬかるんでいた」とロメロ氏は述べた。

夫婦は、バンの屋根に設置された350ワットのソーラーパネルしか持っておらず、電力はほとんどなかった。

「冬の間は日照時間が短くなるため、ソーラーパネルだけでは1日の電力を賄うのに十分ではなかった。太陽が出てくるたびに、電動工具のバッテリーを充電する必要があった」と、彼は付け加えた。

ロメロ氏とディアス氏は、完成前の2021年1月に、小屋に住み始めた

小屋の内壁を研磨するエウヘニア氏。
小屋の内壁を研磨するエウヘニア氏。
モダンハウスキャビン

バンは旅行には便利だったが、寒い時期に暮らすのには快適とは言えなかったと、ロメロ氏は言う。

「玄関ドアはまだ半分しか取り付けられておらず、窓もなかったと思うが、開口部をプラスチックとテープで塞いで、とにかくそこで暮らし始めた」と、彼は述べた。

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小屋の中身は、ミニマリストなデザイン

#ポルトガルの土地を買って6カ月でタイニーハウスを自ら建てた30代夫婦いまは建設の解説書を約7万円で販売している #Business #Insider #Japan

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