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フォルクスワーゲン 新型EVのIDティグアンを発表 ID4の後継として欧州で予約開始

フォルクスワーゲンは2026年10月9日、欧州市場に向けて新型の完全電気自動車(EV)「ID. フォルクスワーゲンは、同社のベストセラーモデルであるSUVのネームプレートを電動化ファミリーに持ち込み、新たな布陣を敷いた。初代から続いてきた「ID.4」および「ID.

フォルクスワーゲン 新型EVのIDティグアンを発表 ID4の後継として欧州で予約開始

フォルクスワーゲンは2026年10月9日、欧州市場に向けて新型の完全電気自動車(EV)「ID.

フォルクスワーゲンは、同社のベストセラーモデルであるSUVのネームプレートを電動化ファミリーに持ち込み、新たな布陣を敷いた。初代から続いてきた「ID.4」および「ID.

欧州市場における価格設定と販売スケジュール

ドイツをはじめとする欧州市場では、2026年10月13日に先行予約の受付が開始される。価格はベースモデルで42,695ユーロ(約47,800ドル、日本円換算で約46.30万ルピー相当)からに設定されている。生産はドイツのエムデン工場が担当し、2027年初頭の発売を皮切りに順次各市場へ展開される計画だ。北米市場への投入も正式に決定しているが、具体的な時期や現地価格は後日発表される見通しとなっている。

MEB+プラットフォームがもたらすパワートレインと航続距離

新型ID.ティグアンは新世代の「MEB+」プラットフォームを基盤として開発されており、エクステリアは従来のソフトなクロスオーバー形状から、より伝統的で力強いSUVのシルエットへと変貌を遂げている。ボディカラーには、オリーブブロンズ、グレイシャーホワイトをはじめ、マーブルグレー、ジーンズブルー、グレイシャーホワイト、ザクロレッド、スケールシルバー、グランディールブラックなどが用意されており、ホイールデザインやバンパーカバーを変更したスポーティな「Rライン」仕様も選択可能である。Rライン仕様には専用の21インチホイールや、垂直方向のエアカーテン内にLEDデイタイムランニングライトを組み込んだフロントバンパーが備わる。

フォルクスワーゲン 新型EVのIDティグアンを発表 ID4の後継として欧州で予約開始
写真:Yahoo News UK
  • エントリーモデルは58 kWhのバッテリーパックを搭載し、後輪駆動(RWD)の電気モーターで188馬力(190 PS)を発揮する。
  • 大容量の77 kWhバッテリー搭載モデルでは、後輪駆動仕様が282馬力(210 kW)、全輪駆動(AWD)の「4MOTION」仕様が295馬力(299 PS)の出力を生み出す。
  • 航続距離については、欧州のWLTP基準で最大600キロメートル(約372マイル)に達すると予測されている。

初代ゴルフを彷彿とさせるレトロなインテリアと物理ボタンの復活

前身となったID.4やID.5で指摘されていた使い勝手の課題を刷新するため、インテリアは大幅な改良が加えられた。電動ドアハンドルの不具合によるリコール問題を踏まえ、新型ではしっかりと握り込める従来型のドアハンドルを採用している。

運転席には10インチのデジタル・コクピット、中央には15インチのメインタッチスクリーンが配置され、さらに助手席側には10インチまたは12インチの専用ディスプレイが用意されている。注目すべき点として、1998年に登場した第4世代ゴルフの青と赤の照明を再現する「レトロ」モードがデジタルメーターに搭載され、インフォテインメント画面上では初代ゴルフやビートルといった歴代モデルを仮想ガレージ内で選択して表示することが可能となっている。

フォルクスワーゲン 新型EVのIDティグアンを発表 ID4の後継として欧州で予約開始
写真:CarBuzz

顧客からのフィードバックに直接応える形で、使い勝手の向上も図られている。ステアリングホイールのタッチ式コントロールは物理ボタンへと変更され、センターコンソールの中央部にはエアコンの基本設定を直接操作できる一列の物理ボタンとボリューム調整用のロータリーコントローラーが復活した。また、スマートフォンを車の鍵として利用できるデジタルキーや、パノラマサンルーフ、ハーマン・カードン製のサウンドシステムなども装備されている。

執筆者について: nipponese

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