全体13位指名:Trevor Condonの獲得と「情熱」の評価
2026年のMLBドラフト初日、セントルイス・カージナルスは全体13位でジョージア州のEtowah高校出身、外野手のTrevor Condonを指名した。カージナルスはドラフト初日において、他のどのチームよりも多くの指名権を保有して臨んでおり、この日は若さをテーマに将来性を重視した戦力補強を行った。
Randy Flores, カージナルスGM補佐
カージナルスのエリアスカウトであるBrian Moehlerは、自身の息子DaneがEtowah高校でプレーしていた際、同じ地域でプレーしていたCondonを継続的に視察していた。Moehlerは「スピードとコンタクト能力が早い段階で目立っており、努力とエネルギーは常にそこにあった」と評価する。Condonは高校最終学年時に36試合に出場し、打率.504、9本塁打、42打点、17二塁打、15盗塁という成績を残した。また、同選手はジョージア州の高校年間最優秀選手に選出され、Etowah高校を2度のクラス6A州チャンピオンへと導いた。
Condon自身は、自身のプレースタイルについて「バックス内で危険なスピードスター」と表現し、「コントロールと指揮を執るセンターフィールダー」であると語った。指名前、Condonはフロリダ州ジュピターでのプライベートワークアウトや、フェニックスで開催されたMLBコンバインを通じてカージナルスの関係者と親交を深めていた。Flores GM補佐は、コンバイン時の面談について「インタビューすら行わず、ただ彼と30分間一緒に過ごしたかった。すでに彼を理解する上で良い位置にいると感じていた」と振り返っている。Condonは指名当日を迎え、「カージナルスは正しい決断をした。とても興奮している」と述べた。
継続されるテネシー大学投手陣への注目:Tegan Kuhnsの指名
カージナルスは全体13位のCondonに続き、全体32位でテネシー大学の右腕、Tegan Kuhnsを指名した。これは2025年のドラフトでLiam DoyleとTanner Franklinというテネシー大学の投手を指名した流れを汲むものである。MLBパイプラインのドラフト候補ランキングで25位に位置付けられたKuhnsは、身長6フィート3インチ、体重189ポンドの体格から、最速98マイルを計測する速球と、高いスピンレートによる伸びが特徴である。また、上級のカーブボールを組み合わせており、これらはすでにプラス評価の球種となっている。
Kuhnsの大学でのキャリアには波があり、2025年には36 2/3イニングで防御率5.40、四球率9.5%を記録したが、夏のケープコッドリーグでは3試合の先発で20奪三振に対し四球はわずか1という好成績を残した。2026年シーズンはテネシー大学の金曜夜の先発として開幕したが、春先には一時ブルペンへ配置転換される苦しい時期もあった。しかし、先発ローテーション復帰後は5月8日のテキサス戦で15奪三振を記録するなど復調を見せ、最終的にシーズン通算81イニングで106奪三振、四球率4.7%という成績で終えた。
今後の日程と展望
カージナルスはドラフト初日を終え、さらなる戦力の上積みを目指す。ドラフト2日目は日曜日午前10時30分(中部標準時)から開始され、第5巡から第20巡までの指名が行われる予定である。この模様はMLB.com、MLB.TV、MLB+、およびMLBアプリにてライブ配信される。
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