極右活動家として知られるエドワード・ジェイコブ・ラング氏(通称ジェイク・ラング)は、数週間にわたって予告していた集会のため、同乗者らと共に2台の車両でミネアポリス市庁舎前に到着した。ミネアポリス警察の発表によると、到着時刻は正午直前であったという。警察は事前にデモを把握しており、市庁舎周辺に大量の人員を配置してバリケードを設置するなど警戒態勢をとっていた。
ミネアポリス市庁舎前での集会と車両の歩道進入
現場での衝突と警察官の負傷
現場の混乱が広がる中、警察官らが車両に接近してエリア外へ退避させようとした際、群衆から投げつけられた物によって複数の警察官が暴行を受けた。この騒動で警察官3人が軽傷を負い、そのうち1人は病院に搬送されたのち退院している。ビル・ピーターソン臨時警察署長は、車両をその場で無理に制止するのではなく、一時的に安全な経路を確保して現場から去らせる判断が結果的に事態のデエスカレーション(緊張緩和)につながったと説明した。
That was not safe for us to make any sort of arrest on those individuals in that large crowd. ビル・ピーターソン臨時警察署長、KSTPの報道に基づく
各車両の追跡と一斉検挙の実施
| 氏名 | 年齢 | 容疑・対応 |
|---|---|---|
| チャールズ・オスカー・マイルズ・ジュニア | 73 | 不法暴動容疑で逮捕 |
| ジョン・ウィリアム・ケイ・アーウィン | 32 | 不法暴動容疑で逮捕 |
| ジェイデン・ダニエル・スコット | 23 | 不法暴動容疑で逮捕 |
| エドワード・ジェイコブ・ラング | 31 | 不法暴動容疑で逮捕(病院での検査後、ヘネピン郡拘置所へ移送) |
ラング氏は逮捕とは無関係の、一見して命に別状のない負傷の評価を受けるために病院へ搬送された。医療上のクリアランスを受けた後、同氏もヘネピン郡拘置所へ収監された。また、車両の乗員以外にも、市庁舎の外で秩序紊乱行為や法執行妨害、暴行などの容疑でさらに4人が逮捕されている。

市長による非難と今後の焦点
一連の混乱を受け、ミネアポリスのジェイコブ・フレイ市長は記者会見を開き、ラング氏の行動を強く非難した。市長は、表現の自由の権利そのものは政治信条にかかわらず尊重されるべきであるとしつつも、歩道へ車両を乗り入れて安全を脅かす行為は容認できないと強調した。

警察当局および市幹部は、今後の捜査の進展や検察による正式な訴追手続きについて情報を精査しており、さらなる詳細が明らかになり次第公開する方針を示している。