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2025-06-12 22:00:00
エヌビディア(NVIDIA)のジェンスン・フアンCEOは、AIのプログラミングが「人をプログラミングする方法」に似ていて、「人間」が新しいプログラマーの言語になるという見方を示している。
フアン氏は、6月9日にロンドン・テック・ウィークに登壇。「AIをプログラミングする方法が、人をプログラミングする方法と似ている。これは本当に、本当に驚くべきことだ」と語った。
突如として新たなプログラミング言語が現れた
「例えば、AIに『あなたは素晴らしい詩人であり、シェイクスピアに精通している。今日の基調講演を詩で表現してほしい」と言ったとしよう。するとAIは、ほとんど労力をかけずに見事な詩を生成してくれる。
さらにその回答に対して『もっと良いものが書けると思う』と伝えたとする。そうするとAIは再考して『確かにもっと良くできる』と答え、実際により良いものを生み出す」(フアン氏)
フアン氏は、これまでのテクノロジーは「使いにくいもの」であったと語り、コンピューターサイエンスにアクセスするためには「プログラミング言語を学んでシステムを構築し、非常に複雑なコンピューターを設計する必要があった」と振り返る。
「しかし今、突如として新たなプログラミング言語が現れた。この新しいプログラミング言語は『人間』と呼ばれるものだ」(フアン氏)
「C++を知っている人はほとんどいないし、Pythonを知っている人もごくわずかだ。しかしご存じのように、『人間』なら誰もが知っている」(フアン氏)
AIは「偉大な平等化装置」
フアン氏は、AIのことを「偉大な平等化装置(イコライザー)」と呼ぶ。そして、AIによって誰もがテクノロジーにアクセスできるようになることを「変革的」と表現する。
「コンピューターとのこのような対話の方法は、ほぼ誰でもできるものだと思う」(フアン氏)
「今やコンピューターをプログラムする方法は、何かをしてもらうようコンピューターに頼むだけだ。プログラムを書いたり、画像を生成したり、詩を書いたり。丁寧に頼むだけでいい」(フアン氏)
フアン氏は、2024年にドバイで開催された世界政府サミットに登壇。テクノロジー業界について、コーディングよりもAIへの注力を増やし、農業や生物学、教育など多様な分野で応用すべきと提言している。
「私たちの使命は、誰もプログラミングする必要のないようなコンピューティング技術を生み出すことだ。プログラミング言語が『人間』であるならば、世界中の誰もがプログラマーになれる。これこそが人工知能の奇跡だ」(フアン氏)
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