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一部のアナリストによると、習近平国家主席がフランス、セルビア、ハンガリーを歴訪してからわずか1週間余りでプーチン大統領が中国に到着するが、この訪問は欧州の団結の断層を露呈したという。
「習氏の目標は、米国と欧州の間にくさびを打ち込み、中国に対する大西洋を越えた団結には限界があることを示すことだ」とブルッキングス研究所客員研究員のタラ・ヴァルマ氏は書いている。
フランスでは、習氏はウクライナ戦争を終わらせるためにプーチン大統領への影響力を行使するよう欧州首脳らから圧力を受けた。 フランスのエマニュエル・マクロン大統領と欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長も、中国とのより均衡のとれた貿易を繰り返し求めた。
しかし、習氏はほとんど譲歩しなかった。 同氏は中国が過剰生産能力の問題を抱えていることを否定した。 ウクライナについては、中国は「この危機の根源ではないし、当事者でも参加者でもない」と強調した。 同氏がモスクワに戦争停止を要請する気配はなかった。
習氏はセルビアとハンガリーでレッドカーペット敷きの歓迎を受け、政治的・経済的関係を深めることを誓った。 イタリア国際政治研究所(ISPI)の研究者らは、これを「欧州の最も親中的な2カ国による中国に対する同胞愛の慎重な表明」であると述べた。
しかし、魅力的な攻撃にもかかわらず、習氏は「共通点を見つけるよりも、中国への対処法についてのEUの異なる見解を利用することに専念しているようだ」とISPIの研究者らは書いている。
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