2026年5月18日、アイルランド大統領キャサリン・コノリーの妹マーガレット・コノリーがガザ行き支援船団でイスラエルに拘束された。大統領は「非常に誇りに思っている」とコメントし、関係悪化が懸念されている。
アイルランド大統領の妹がガザ支援船団で拘束
2026年5月18日、アイルランドのキャサリン・コノリー大統領の妹マーガレット・コノリーが、ガザ向け支援船団「グローバル・サムード・フローティラ」に参加中にイスラエル軍によって拘束された。この出来事は、アイルランドとイスラエルの関係悪化を懸念させるものとなった。
コノリー大統領は、18日にロンドンのバッキンガム宮殿でチャールズ国王を訪問した後、記者団に対し「私の妹を非常に誇りに思っているが、彼女と同船者たちの安全に心配している」と述べた。同大統領は、妹が拘束された詳細について「まだ十分に把握できていない」と語った。
イスラエル軍は、サイプロス南西部からガザ沖にかけての地中海で複数の船を拿捕しており、この日も少なくとも10隻の船を対象にした行動を取った。グローバル・サムード・フローティラは、この月に3回目の拿捕行動を報告している。
ガザ支援船団の行動と国際的反応
グローバル・サムード・フローティラは、ガザへの人道支援を目的とした活動を展開している。同団体によると、イスラエル軍は18日の拿捕で少なくとも9人のアイルランド人を拘束した。一部の拘束者は飢餓闘争を準備しているとされる。
アイルランド政府は2024年にパレスチナ国家の承認を表明し、イスラエルに対してジェノサイドの指摘を行ったことから、イスラエルは同国への大使館を閉鎖した。イスラエル政府はこの指摘を否定している。
コノリー大統領は、2024年に選出された中立的な立場の社会主義者で、イスラエルに対して厳しい批判を続けてきた。今回の出来事は、両国の関係がさらに悪化する可能性を示唆している。
国際社会の反応と今後の展開
アイルランドのメディアは、大統領の妹が拘束された件について、国際的な注目を集めている。特に、大統領が直接的に支援活動を支持した点が注目されている。
イスラエル軍の行動は、国際法に基づくガザ封鎖の一環とされているが、人道支援船団への対応に関しては批判も寄せられている。グローバル・サムード・フローティラは、今後の行動計画を検討していると表明している。
今後の展開として、アイルランド政府がイスラエルとの外交関係を再構築する動きがあるか、またガザ支援船団の活動がどうなるかが注目されている。
「私の妹を非常に誇りに思っているが、彼女と同船者たちの安全に心配している。」
キャサリン・コノリー、アイルランド大統領
